新しいことにチャレンジするときの心得

子どものころ、新しいこと、初めてのことにチャレンジするのが、楽しくて、ワクワクしていませんでしたか?

それなのに、大人になった今、新しいことにチャレンジすることが、億劫だったり、めんどくさかったり、難しいと感じたり、したことはないでしょうか?

なぜ、そうなってしまったのでしょうか?

その原因が分かって、対策ができれば、新しいことにチャレンジすることのハードルが下げられます。

私は学生時代にエレキギターを弾いていました。

そのころは弾けるようになるまで、何時間でも練習していた記憶があります。

そして、プロを目指すほどの腕前にはなりませんでしたが、楽しく演奏できるくらいにまではなりました。

社会人になって、演奏する機会がめっきりと減ってしまいました。

そして、数年(十数年かな?)経って、久しぶりに押入れの奥からギターを引っ張りだして弾いてみたときのことです。

久しぶりなので、昔のようには弾けなくなっていました。

それは、当然のことで、分かっていたことなので良いのですが。

しかし、5分も弾いていると、イヤになってしまうのです。

以前はあんなに一生懸命練習していたのに。

そのとき、考えたのです。

子どものころ、学生時代には、10個の活動があったとしたら、1〜2個が馴染みのある、慣れた活動で、残りの8〜9個は新しい、初めての、まだ慣れていない活動だった。

なので、最初からうまくいかないことの方が当たり前でした。

なので、うまくいくまで何度でも挑戦できました。

大人になってからはどうでしょう。

仕事に慣れて、ほとんどのことは自分の判断でできるようになりました。

普段の生活の中でやっていることは、すでに習慣になっていることの方が多くなっていました。

生活の中のほとんどのことが上手にできるようになっていました。

10個の活動があるとしたら、8〜9個は馴染みのある、慣れた活動で、残りの1〜2個が新しい、初めての、まだ慣れていない活動なのです。

新たに学ぶこと、やってみることの方が珍しい状況になっているのです。

なので、やってみて上手にできないという経験をしなくなってしまっているのです。

不慣れなことにチャレンジして、上手になるというプロセスに馴染みがなくなってしまっているのです。

ギターのことに関して言えば、以前は弾けていたものが弾けなくなっていたので、余計に嫌気が強かったのだと思います。

それを差し引いても、新しいことにチャレンジすることに逃げ腰になっているのです。

そう考えたら、新しい、初めての、まだ慣れていない活動をすることを忘れてしまっているのです。

それはそれは、億劫で、めんどくさくて当然です。

もしかしたら、このブログで

「こんなふうにしてみたら」

という提案を読んでも、試してみる気になりにくくなっているかもしれません。

試してみたけれど、うまくいかなくて、すぐに諦めてしまったかもしれません。

しかし、上記のような理由を理解すれば、億劫なのも、めんどくさいのも当然だと諦めがつきます。

そういうことなので、三日坊主でも良いので、まずははじめてみるというのはどうでしょうか?

三日坊主も7回繰り返せば、21日やったことになります。

新たな習慣は21日で身につくと言われています。

まずは最初の三日坊主をはじめてみてはいかがでしょうか?

新しいことを始めても続かない理由


大人になってからというもの、新しく始めたことが、なかなか続かないってこと、ありますよね。

最初、なかなかうまくいかなくて、続ければ良いのに、すぐに諦めてしまうというようなことです。

「なんで、そうなんだろう?」

と考えてみました。

これは、自分のことでもそうですし、他の人を見ていても、思うことです。

やり慣れていることばかりになっている

大人になって、今現在やっていることって、すでに、もうやり慣れていることが多いですよね。

一方、子どものころは、やり慣れていることより、初めてやることの方が、多かったはずです。

初めてやることが、最初から上手にできるワケないですよね。

そんなことは頭では分かっています。

子どものころは、やることなすこと、まだ慣れていないことだから、うまくできたり、うまくできなかったり、ということが当たり前でした。

しかし、大人になった今、初めての経験をすること自体が減ってしまいました。

ほとんどのことが、思い通りにできるようになっている。

その状態に慣れてしまっているんですよね。

試行錯誤することを忘れてしまっている

このような状態で、新しいことにチャレンジして、上手になるまで、試行錯誤を繰り返すことって、大人になった自分の中では、珍しいことになっています。

普通にうまくできちゃうことに慣れすぎてしまっていて、うまくいかないことを忘れてしまっているのです。

だから、うまくいかないことに、打たれ弱くなっているんだ、と思うのです。

こんな理由で、大人になってから新しいことを始めると、すぐに諦めてしまいがちになるのかな、というのが、私が設定した仮説から導いた、勝手な結論です。

大人になっても、たくさんの新しいことにチャレンジする、好奇心と打たれ強さを持っていたいものです。

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