量子力学と宇宙意識・魂

分かる人には分かってもらえるかもしれないけれど、
分からない人にはさっぱり分からないだろう話を書きたいと思う。
分かったところで、それで? という話ではあるが、
少しでも共有できれば、と思い書いてみる。
これは、私が考えている仮説なので、似たようなことを考えている人がいれば、お互いの考えを交わしてみたいものである。

では、本題に。

科学の世界では、観測者は観測対象に影響を与えずには観察できない、という考え方(前提?)がある。

お湯の温度を測ろうと思うと温度計を差し込むことになる。
そこで、考えないといけないのが、お湯と温度計には温度差が必ずあるということだ。
お湯より温度計の温度が低ければ、温度計を差し込むことでお湯の温度は下がってしまう。
逆に、お湯より温度計の温度が高ければ、温度計を差し込むことでお湯の温度は上がってしまう。
ということで、厳密にその瞬間のお湯の温度を測ることはできない。
観測者(温度計)は、観測対象(お湯)に影響を与えずには観測(温度を測る)ことはできないのである。

それなら、非接触のレーザー温度計を使えば良いじゃないか?
いえいえ、レーザーにもエネルギーがあるので、照射されれば僅かながら温度が上がってしまう。
なので、やっぱり影響を与えてしまうのだ。

量子力学界隈では有名な「二重スリット実験」の話。
詳しい解説はここでは割愛するが、ぜひググって欲しい。

量子は、空間の1点に局在する粒子性と空間に広がる波動性を示す。
しかし、量子の通過しない方のスリットを塞いだり、通過スリットを特定する検出装置を置くと、量子に影響を与えて、波動性がなくなる。
粒子性だけを示すようになる。

一方、話はガラッと変わって、魂の話。
バシャールやエイブラハムという存在を聞いたことがあるだろうか?
バシャールは、ダリル・アンカ氏がチャネリングする宇宙意識。
エイブラハムは、引き寄せの法則のエスター・ヒックスがチャネリングする宇宙意識。

宇宙意識は遍在(偏在ではない)している。
量子の波動性を示しているようなものである。
いつでも、どこにでも行く(意識を向ける)ことができる。
もともとどこにでも存在しているから、移動する時間も距離もない。
どこかに行こうとした瞬間に、そこにいることになる。
意識を向けたときに、観測者が現れて粒子性を示すかののようだ。

そして人の魂は、宇宙意識がその人という観測者によって粒子性を帯びたものなのだと考える。
観測者が変われば、別の局在する1点になる。
ただし、もともと遍在していたときには同一のものだった。

その名残として、想像力がある。
想像の中では、空間的にも時間的にも制約を受けない。
過去でも未来でも、宇宙でも海底でも地球の裏側でも体内にでも、一瞬で意識を向けることができる。
ただ宇宙意識と違うのは、魂は身体という三次元の入れ物に入っているので、実際に移動するのには時間も距離の制約を受けることになる。

虫の知らせ、セレンディピティ、共時性、シンクロニシティ、などと言い方はいろいろあるが、粒子性を示している個々の魂(宇宙意識の一表現)が遍在している宇宙意識を介して情報交換することで起きているのではないか。

よく潜在意識、顕在意識を掌に喩えることがある。
これも、遍在している掌の宇宙意識が、指の第一関節(三次元の身体)に局在化している形とよく似ている。

そんなことを考えている私がいる。

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