能力とポジションの関係

能力がある人は、組織の中ではポジションを上げていきます。

会社組織だと、平社員から、主任、係長、課長、部長、取締役、社長、などでしょうか?

人の能力もポジションもいろいろあるので、分かりやすように数字で表現するようにしてみましょう。

人の能力を数字(小数点以下1桁)で表現してみます。

A  さんの能力は 2.4 のように表現します。

ポジションをローマ数字で表現してみます。

Ⅰ のポジションは、1 の能力を求められます。

Ⅱ のポジションは、2 の能力を求められます。

といった具合です。

A さんは、最初Ⅰのポジションからスタートします。

A さん、ポジションⅠで要求される能力以上のものを持っていますから、ポジションⅡに昇格するのに値します。

(実際に昇格できるかどうかは、ポジションが空いているか否かなど、他の要素も絡むので、必ずしも昇格できるとは限りません。)

ポジションⅡでも、A さんは要求される以上の能力を持っていますから、ポジションⅢに昇格するのに値します。

ポジションⅢに昇格したとすると、A さんは要求される能力には足りていません。

なので、ポジションⅣに昇格することはできません。

B さんの能力が、5.7 だったとしたら、ポジションⅥ まで昇格するのに値します。

しかし、ポジションⅥに昇格した B さんは、そのポジションに求められる能力には足りていません。

なので、それ以上昇格することはできません。

このように、どんな能力の人でも、その人に見合ったポジションにまでは昇格できる可能性はありますが、昇格しきったところで、そのポジションに必要な能力以下の能力しか持ち合わせないことになります。

ということは、人は誰でも昇格しきったところで、そのポジションでは能力不足ということになってしまうのです。

あなたの上司が無能・仕事ができないように見えるのは、こういうことからなのかもしれません。

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ポジションに求められる能力の階段とAさん、Bさんの持っている能力の図

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