前にも学校教育について、批判めいたことを書きました。
(その記事はこちら)
おそらく、今後もときどき書くことになるでしょう。
だからといって、私がずっと学校嫌いだったワケではありません。
どちらかというと学校は好きな方でした。
自分で言うのも何ですが、勉強もできる方でした。
理数系だった私にとっては、問題を解けるようになるということは
スポーツで技を身につけるのと同じように、楽しい・挑戦しがいがあるというような意味を持っていたと思っています。
それに、学校教育の良い点も認めています。
勉強した内容が社会に出てから役に立つかどうかは、
ときどき疑問視する声を聞きますが、
社会に出て何をするかによっては役に立つ場合もあるので、
(私の場合は、社会に出てからも微分積分などしていたのでとても助かりました)
私は、「その人の進路によっては役に立つこともある」という立場です。
私が、学校教育を評価している点は、勉強したこと自体にあります。
中間試験だったり、期末試験だったり、入学試験だったり、
定められた期日までに、一定以上の成績を上げようと勉強をする。
期限までに、一定以上の成果を出せるようになる。
そのために、計画を立て、
他のやることとの優先順位や時間配分を考え、
こなしていく。
大学時代のレポートもそうでした。
提出期限までに、体裁を整えて提出する。
私の大学は期限が厳しかった(期限にチャイムが鳴るのですが、チャイムの最後の音がなった後は、絶対に受け取ってくれませんでした)のですが、それは社会に出てからとても役に立ちました。
(期限を守ることということが当たり前に身についていたので)
ということで、私の視点からでは、
勉強をしたこと自体(一定以上の成績が取れたかどうかは置いておいて、そのためにした工夫など、)は社会に出てからも役に立つと評価しています。
しかし、今振り返るとおかしな点も見えてくるので、
これからも、「自分らしく生きる」ことに影響を与えている部分については
書いていこうと思っています。
だからといって、「学校教育を変えろ」と声高に言うつもりもありません。
良い点も悪い点もしっかりと把握して、それを自分の人生に合わせて
上手に活用していけば良いと思っているからです。
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