記憶重視と発想重視

今回のテーマは、「学習」です。

現在、必要とされている学習法

日本(日本人)には、リーダーシップが求められています。

そう考えたときに、現在の記憶重視の学習方法では、少々ムリがあると思うのです。

終戦後、日本が他の先進国に、追い付け・追い越せで、復興してきた時期であれば、他の先進国の技術を真似することに、意味がありました。

そして、諸先輩方が、見事に追いつけ・追い越せで、やってきてくださったおかげで、今の日本があるワケです。

情報インフラが整っていなかった時代なので、知識を記憶として、たくさん持っている人が重用されました。

しかし、現在において日本は、他の国に真似される国になる必要があります。

となると、新しいものを作り出していく、発想重視の学習方法が必要だと思うのです。

しかも、情報インフラが整ってきている時代なので、知りたい情報を引っ張り出すことが、簡単にできるようになりました。

しかも、新しい情報が、どんどんと生み出されています。

人間の記憶のスピードを、はるかに超えた情報が、時々刻々生まれています。

ですので、

  • 記憶をすることより、発想すること
  • 記憶をすることより、情報を探し出すこと
  • 記憶をすることより、探し出した情報を吟味すること
  • 記憶をすることより、吟味した情報を活かすこと

の重要性が高まっています。

調べれば分かることに、大切な脳という資源を使うのではなく、発想すること、情報を上手に活用することに、脳を使えるようにすることが、大切だと思うのです。

もちろん、まだ学生であるならば、現在の記憶重視の教育システムの中で生き残り、抜きん出ることが重要なのは分かります。

なので、学生に記憶型の学習をやめなさいとは言いません。

しかし、その学習法では、社会に出たときに困るかもしれない、ということを知った上で、今の環境を生き抜いて欲しいと思うのです。

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発想重視に向かうにしても、基礎的な知識や理解力は必要なので、その部分については記憶重視も必要と考えます。

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今日の問いかけ

あなたは、発想するために、どれだけの脳のスペースを使っていますか?

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