人生の将来像を想像する

自分の人生の将来像、理想像を思い描く時間を取っていますか?

日々を忙しく過ごしていると、目の前の課題に取り組むことだけに意識が向いてしまいます。

そうなってしまうと、自分の人生の将来像、理想像を思い描いている時間が取れないのも仕方ありません。

」「

外的成長の時期には成長に集中しましょう。

内的成長の時期に時間を取ってみるのが良いと思います。

」「

しかし、そうなってしまっていては、自分のビジネスの舵取りができなくなってしまいます。

ここで、ちょっとした喩え話をしたいと思います。

日本の小学校の算数の問題は、

2+3=□
3+5=□
6+8=□

という形をしています。

これは、何を表しているかというと、

「与えられた条件から、どんなものができますか?」

という問いです。

今、目の前にある課題に対して、上手に対処してより良い結果に導いていく。

ということです。

これでは、目の前の状況に上手に対処することはできますが、状況に振り回されてしまう、後手後手の対応になってしまう、ということになりかねません。

欧米の小学校の算数の問題は、

6=□+□
9=□+□
15=□+□

という形をしています。

これは何を表しているかというと、

「与えられた結果を得るために、どんなことができますか?」

という問いです。

目標を与えられたら、それを達成するための方法はいくつでもあります。

その、いくつもある方法を探し出す。

ということです。

いくつか方法を探し出すことができたら、その中から最適な方法を選択することができます。

しかし、目標を与えられないと思考が始まらないという面があります。

また、世の中で言われている成功を目指し、その目標をどうやって達成するかと思考に走ってしまいがちです。

世の中で言われている成功が、本当に自分や自分のチームが目指すべきものなのか?

という議論がおざなりになってしまいます。

あらぬ方向を目指して突っ走ってしまい、気がついたら不本意なところに辿り着いていた、ということにもなりかねません。

リーダーであるあなたは、あなたとあなたのチームが目指すべき方向を決める力があります。

そして、その力を発揮する義務があります。

つまり、下記の式を作るのです。

□=□+□

  • あなたは、あなたの人生をどうしたいのか?
  • あなたは、あなたの人生で何を成し遂げたいのか?
  • あなたは、あなたの人生を通して何を手に入れたいのか?

など、その答えである、

=の左側の□

を自分で決めることができます。

そして、その答えを決めたら、それを達成するためにはどうしたら良いのか、

=の右側の□

を考えて、その中から最適な方法を試してみる。

そうすることで、あなたはあなたの人生の舵をあなた自身の手に握っていることができるのです。

もし、自分の人生の将来像、理想像を思い描く時間が取れていないのなら、一度、時間を創って、思い描いてみることをお勧めします。

一人で思い描くのが難しいようならば、お手伝いすることができますので、ご一報ください。


1.4.1 ワーク1(2+3=□)

   今感じている、不安、不満、ガマンは何ですか?

   今抱えている課題、解決したい問題は何ですか?

   質問が脳を動かします。

   自問自答できれば一番良い。いつでも、どこでもできるから。

   今回は他問自答ですね。自問他答もやってみると良いですよ。例:

1.4.2 ワーク2(□+□=10)

   「どうしたら~」の質問に変える。

    ①不安、不満、ガマン、が解消された状態とはどんな状態か

     課題、問題が解決した状態とはどんな状態か

    ②どうしたら、その状態になるだろうか?

1.4.3 ワーク3(□+□=□)

   極上の質問に変える。

   ①不安、不満、ガマンが解消されただけではなく、最高、最上の状態とはどんな状態か?

    課題、問題が解決しただけではなく、最高、最上の状態とはどんな状態か?

   ②その最高、最上の状態にどのようなプロセスで到達できたら幸せか?

    簡単に、アッサリと、プロセスを楽しみながら、・・・

関連記事

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP