成功者は、夢や目標は叶えられるものと思っています。
それはなぜでしょうか?
一つ目の理由は、夢や目標は、知っていること、経験したことがあることの延長線上にあるからということです。
「こうなりたい」
「ああなりたい」
と思うことというのは、必ずどこかで見たり、聞いたり、触れたりしていることがベースになっている
ということです。
例えば、今あなたがいる場所から見て、地球の裏側の小さな町で、そこだけ流行っているスポーツがあったとします。
もちろん、あなたはそのスポーツを見たことがありません。
そんなスポーツの存在すら知りません。
あなたは、そのスポーツ選手になりたいと夢見るでしょうか?
そのスポーツでチャンピオンになるという目標を持つでしょうか?
そんなことはないと思うのです。
だって、そんなスポーツの存在すら知らないのですから。
あなたが思い描く夢、目標は、本で読んだとか、写真を見たとか、誰かから話を聞いたとか、実際に体験したとかという感じで、必ずどこかで接点があったことをベースにしているはずなのです。
どこで接点があったのかは思い出せないこともあるかもしれませんが。
そして、そのことをベースにして、大きく膨らませたり、ちょっと変更してみたり。
要するに、延長線上にあるのです。
ということは、あなたの夢・目標とすることのベースになる部分は、他の誰かがやっているということですよね。
私の夢・目標は他の誰もやったことがないことを成し遂げることだ、という人もいるかもしれません。
でも、それまでに他の誰もがやったことがないことを成し遂げたことのある人はいますよね。
ということで、あなたの夢・目標のベースになる部分は、他の誰かがやったことがあるということになるのです。
他の誰かがやったことがあるということは、不可能なことではないですよね。
そして、あなたが本氣になりさえすれば、既にそれをやったことがある人を探し出したり、そのときの記録を探し出したり、どうすれば、それを実現できるのか、その方法を探し出したり、と人や情報を手繰っていくことができるのです。
そして、やり方が分かれば、あとはそれを行動に移せば良いわけです。
つまりは、あなたのやる氣次第、本氣で夢・目標を叶えたいと思って行動ができるかどうかにかかっているということです。
「いや、そんなこと言っても、・・・」
とできない理由を挙げる人もいるかもしれません。
それは、その理由を解決してまで、その夢・目標を実現したいと思っていない証拠なのです。
その夢・目標は、そこまでしてまで実現したいものではなかったということです。
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