チャネリングやオーラリーディング

分かる人には分かってもらえるかもしれないけれど、
分からない人にはさっぱり分からないだろう話(その2)を書きたいと思う。
分かったところで、それで? という話ではあるが、
少しでも共有できれば、と思い書いてみる。
これは、私が考えている仮説なので、似たようなことを考えている人がいれば、お互いの考えを交わしてみたいものである。

では、本題に。

以前、スピリチュアル系の方と知り合いになることが多い時期があった。
オーラが見えたり、チャネリングしてハイヤーセルフや過去世と話を取り次いでくれたり。

胡散臭いと思う向きもあろうが、私はどちらかというと信じている。

ただ、少し感覚は違う。

人は過去を思い出すとき、今の自分に都合の良いことを思い出す。
今の自分がこうなのは、あのときあんなことがあったから、と。

今の私が不幸なのは、親が愛情を注いでくらなかったから。
これは、本当のことのように聞こえる。
しかし、今の自分が不幸であることを正当化するために、過去の不幸な境遇だけを選んで思い出しているのだ。
本当は、愛情を注いでくれていた出来事もあったはずだが、それでは今の自分が不幸である理由が分からなくなってしまう。
なので、そういう記憶は思い出さないようにしているのだ。
記憶の編集である。
不幸の原因になりそうな記憶だけを摘んでつなぎ合わせているのだ。

逆も真なり。
今の自分がこれほど恵まれているのは、愛情たっぷりに育ててもらったおかげだ。
というようなものである。
きっと、嫌な思いもしただろうし、叱られたり、寂しい思いをしたり、ということもあったのだろうけれど、今の自分が恵まれているから、良い思い出ばかりをかいつまんで思い出しているのだ。
記憶の編集である。

そこで、過去世の話に戻る。

スピリチュアル能力のある人には、今の当人に影響を与えている過去世が見えると言う。
それは、今の自分を(もしかしたら、過去や未来の自分も)正当化してくれる過去世ということなのかもしれない。

申し訳ないが、また少し話がズレる。
この世界には、今しかないというお話。
過去だと思っていることは、「今」思い出していることなのだ。
上でも書いたが、「今」の自分が思い出したい過去なのだ。

未来だと思っていることは、「今」の自分が思い描いていることなのだ。
上でも書いたが、「今」の自分が思い描きたい未来なのだ。

いずれにしても、過去も未来も、「今」の思考の産物なのだ。
過去世も同じことが言える。

本当に申し訳ない、また話がズレる。
思考にはエネルギーという考え方がある。
思考には、振動とか波動とか周波数とか、言い方はさまざまだが、それらと似たエネルギーを持っていると。
そのエネルギーと共鳴するものを引き寄せ、共鳴しないものは引き寄せない、あるいは、反発する。
という考え方だ。

話を戻すと、オーラリーディングやチャネリングは、今その人の思考のエネルギーを何らかの形でキャッチして、視覚化・聴覚化・触覚化しているのだと思う。
過去や未来にアクセスしているのではなく、「今」のその人の思考にアクセスしている。(思考が発しているエネルギーを感じている)
「今」のその人が選んで思考して、思い出している過去(過去生)、思い描いている未来のエネルギーを感じているのではないかというのが、私の感覚だ。

仕組みが違うと考えているだけで、やっていること(リーディングやチャネリング)を否定している訳ではない。
むしろ、信じているし、それができる人はすごいと思っている。

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