今回はいよいよ第6条です。
- 第6条
- 紙に書いたこの宣言を、1日2回、起床直後と就寝直前になるべく大きな声で読むこと。
このとき、あなたはもうすでにその願望を実現したものと考え、そう自分に信じ込ませることが大切である。
第6条も2つの大きなテーマが含まれています。
一つは、前半部分の「紙に書いたことを毎日大きな声で読む」こと
一つは、後半部分の「願望を実現したものと考え、自分に信じ込ませる」こと
です。
まずは、前半部分について考えてみましょう。
「紙に書いたことを毎日大きな声で読む」
なぜ、このようにすると良いのでしょうか?
これは、願望、代償、期限、計画の4点を意識し続けられるようにするためですね。
願望が実現できない理由ランキングがあったとすると、
1位は、願望がない。願望がはっきりしていない。
です。
願望があるにも関わらず、実現しない理由で多いのは、
願望を忘れてしまうから。
なんですね。
年の初めに、1年の目標や計画を立てる人は多いと思います。
ところが、年末になって1年を振り返って、目標を達成できたかを確認しようとすると、
「あれ? 今年の目標って何だったっけ?」
となってしまうことが多いのですよね。
これでは、願望実現はできません。
今、2月半ばですが、もし年初の目標・計画を忘れていたとしたら、残り9ヶ月半の時間があっても、目標は達成できませんよね。
なので、毎日毎日、目標、代償、期限、計画を意識し続けるために、毎日読むのが良いということなんですね。
それでは、「大きな声で読む」のはなぜでしょうか?
これは、NLP™的に考えると分かることなのですが、目標・代償・期限・計画を意識し続ける=記憶に定着させることを狙ったことです。
五感のうちのなるべくたくさんの感覚に刺激を与えると記憶に定着しやすいのです。
五感とは、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚ですね。
声を出さずに読むと、視覚だけを刺激していることになります。
声を出して読むと、視覚と聴覚を刺激することになります。
また、口を動かしているので、体感覚=触覚を刺激していることになります。
さらに、大きな声を出すことで、その刺激は強くなります。
声が体に響けば、さらに体感覚=触覚も刺激できます。
もう一つ、願望・代償・期限・計画を紙に書くという作業も
文字を書く → 体感覚=触覚への刺激
書いた文字を見る → 視覚への刺激
になっているのです。
さらに、声を出しながら書くと聴覚への刺激も追加できますね。
このような理由から、なるべく大きな声を出して読むことを薦めているのです。
後半部分については、また明日にします。
ありがとうございます。
関連記事
2021.03.24
願望実現の6箇条(その1)
自己啓発書の元祖とも言える、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」に 「願望実現の6箇条」というのがあります。 ...
2021.03.24
星に願いを
「流れ星に願い事を3回唱えると叶う」 という話があります。 流れ星が流れている時間って、コンマ何秒です。 ...
コメント