飛行機理論

内容:

飛行機が離陸するときには、離陸に必要な速度まで一気に加速をします。

解説:

飛行機が離陸するためには、一定以上の速度が必要です。

限られた距離の滑走路で安全に離陸するためには、一気に加速する必要があります。

このときに、パイロットが「マイペース」でといって、ゆっくりと加速をしたらどうなるでしょうか?

いずれは飛び立つことができるかもしれませんが、滑走路を走りきっても離陸できずにオーバーランをして、大事故になってしまうかもしれません。

もしくは、必要な速度にまで加速できずに、いつまで経っても離陸できないかもしれません。

飛行機の燃料の多くは、離陸するときに消費すると言われています。

それだけ大きなエネルギーが必要だということです。

そして、飛行機が一定以上の高度に達すると、安定飛行に入ります。

このときのエネルギー消費はわずかで済みます。

しかも、安定飛行に入った飛行機はそう簡単に落ちることはありません。

教訓:

人が、何か新しいことにチャレンジするとき、ある一定以上の結果を早く出したいと考えますよね。

しかしながら、往々にして「マイペース」でコトに当ってしまうことがあります。

それでは、いつまで経っても、欲しい結果が得られるものではありません。

最初にこそ大きなエネルギーを費やして、一気に活動量を増やしたいものです。

そして、一定以上の結果を出せるようになってしまえば、そう簡単に落ちてしまうことはありません。

それほどエネルギーを注入する必要もなくなります。

「マイペース」もいいですが、一気に結果を出した方が良さそうですね。

ちなみに、スポーツでもそうですよね。

スキーやスノボで

  1. 毎日ゲレンデに出て10日間練習する
  2. 毎週末に1日だけゲレンデに出て、1シーズンの間に10日間練習する
  3. 毎シーズンに1日だけゲレンデに出て10シーズの間に10日間練習する

どれが一番上達が早いか、お分かりですよね。

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