間違ったポジティブ思考にハマった話

偽のポジティブ思考にハマった話
後輩を指導する立場になった。
ポジティブ思考に傾倒していた私は、後輩の相談に乗りながら、こんなアドバイスをしていた。

そんなネガティブなことを言うのは良くないよ。
君の後輩にも悪影響を与えてしまうから、と。

しかし、後から気づいてしまった。

先輩(指導担当)の私の前だけでは、ポジティブもネガティブもありのままを吐き出させてあげた方が良かった、と。
私の前で弱音を吐けなければ、どこで吐けば良いのか?
吐口がない感情は、腐敗し、ガスを発し、いずれ爆発してしまうだろう。
もしくは、私の前でネガティブを出せないために、ポジティブを装い、本音を話さなくなってしまうだろう。
それでは、私に相談する意味がなくなってしまう。
私の前(だけ)では、ポジティブもネガティブも全部出せるようにする。
そうすることで、他ではポジティブていられる、そう思ったのである。

私は、後輩のネガティブを受け止めるだけで、私は私で後輩の前ではネガティブを出さないようにする。
そして私は、私の指導担当者の前でネガティブを吐き出せば良いのだと。

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