2021.04.15
与えることから始めよう!
今回のテーマは、「与える」です。 先に与えるのは、成功の黄金律 与えることから始めよう! ...
↑で、
「自分が与えられたかったら、まずは先に与えよう」
というお話を紹介しました。
とはいえ、何をどうやって、先に与えたら良いのか分からない、ということもあると思います。
なので、世の中にある、先に与えている事例として、ラスベガスについて紹介したいと思います。
どのように「先に与える」を体現しているか
昔、私が旅行で訪れた、アメリカはラスベガスのお話です。
ラスベガスの産業は、観光とカジノだけです。
もともと砂漠の真ん中で、農業もできないし、天然資源も出ない。
そんな立地にある街が、ラスベガスなのです。
街の北の方に、STRATOSPHERE TOWER(ストラトスフィア・タワー)
というのがあるのですが、高さが約350mあります。
東京タワーよりも高いタワーです。
東京タワーは、観光目的のための展望台の他に、電波塔という本来の目的がありますが(その役割も今は、スカイツリーに譲り渡していますが)、ストラトスフィアは、本当に観光のためだけのタワーです。
ラスベガスの街並み、夜景を楽しむためだけに、作られたタワーです。
また、ラスベガスのホテルはそれぞれ、ニューヨーク、パリ、ベネチア、エジプト、...、などをモチーフにしたテーマに沿って作られています。
規模もかなり大きいです。
ホテルの中で、迷子になるくらいです。
そして、各ホテルにはカジノがあります。
空港の発着ロビーにもあります。
さらに、各ホテルではマジックやミュージカル、サーカスなどのショーもやっています。
ラスベガスを訪れる人は、本当に観光とカジノだけが、目的だと言っても良いくらいです。
一方、訪問者をもてなす側の人たちは、ラスベガスの滞在を楽しんでもらうため、気持ちよく過ごしてもらうために、最高のサービスを提供しよう、という意識がとても高いのです。
人だけではなく、設備も上記のように、ムダと言ってしまえばそれまでですが、
「そこまでやるか?」
というくらい、派手に、そして細部にまでこだわったものを造って、訪問者を楽しませようとしています。
この際、
- ギャンブルが良いとか悪いとか(少なくとも、ラスベガスのあるネバダ州では合法です)という議論
- ムダ(遊び)のためだけに存在すると言っても過言ではない街・ラスベガスの環境への負荷の問題
などは横に置いておいて、遊びに来た人達、楽しみに来た人達を、最高の気分にするために、最善を尽くして、サービスを提供する。
という、「与える」ことをしているこの街だから、季節変動や景気の良し悪しに関係なく、栄え続けているのだなぁと思いました。
(私が思っただけでなく、実際景気などに左右されず、利益を上げていたようです。)
まとめ
先に与えることの、一つの実施例の紹介でした。
あなたは、欲しいもののために、何を与えられますか?
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