今回のテーマは、「長所・短所」です
長所・短所を大小のカードとすると
長所・短所の話を喩え話を使って補足したいと思います
例えば、人の才能が、5種類あるとします。
(もちろん、実際には無数あります)
それぞれの才能に対応した、1〜5までの数字が書いてあるカードがあるとします。
そして、カードには、大きいカードと小さいカードがあります。
(大きいカードが能力が高い=長所、小さいカードが能力が低い=短所を表しています。)←図にしよう
つまり、カードの種類は、
(1〜5の5種類)×(大小の2種類)=10種類
ということです。
あなたの知る限り、世の中には、この10種類のカードしかありません。
人は、それぞれ5枚のカードを持っています。
(1枚目)「1の大」か「1の小」
(2枚目)「2の大」か「2の小」
(3枚目)「3の大」か「3の小」
(4枚目)「4の大」か「4の小」
(5枚目)「5の大」か「5の小」
例えば、
Aさんは、
「1の大」
「2の小」
「3の小」
「4の大」
「5の大」
すなわち、
12345
を持っている。
Bさんは、
12345
といった具合です。
カードの大小は比較によって認識できる
もし、あなたの持っているカードが、
12345
のように、全部大きいカードだったとします。
すると、どのカードも同じ大きさなので、持っているカードが大きいカードなのか、小さいカードなのかが分かりません。
小さいカードが存在することにすら、気付くことができません。
12345
のように、全部小さいカードのときも同じです。
もし、あなたが、1のカードは大きいと認識できたとしたら、他に小さいカードを持っているということです。
もしくは、小さいカードを持っている他者を知っているということです。
逆に、1のカードが小さいと認識できたとしたら、他に大きなカードを持っているということです。
もしくは、大きなカードを持っている他者を知っている、ということです。
存在を知らないカードを欲しいとは思わない
そして、あなたの知る限り、世の中に、Aと書いてあるカードは存在していません。
なので、あなたはAが、長所=得意であるとか、短所=苦手であるとか、と考えることはないのです。
道具も何も使わずに、自分の身体だけで空を飛べる人はいません。
なので、あなたは、道具も何も使わずに、自分の身体だけで空を飛べないことを短所だとか、苦手だ、とは考えないのです。
そのカードを欲しいとか、大きくしたいとかは思わないのです。
カードを大きくしたいと思うのは、大きいカードの存在を知っているから
ということは、短所、苦手を補いたい、克服したい、と思うということは、その番号のカードを大きくしたい、と思うということであり、自分以外にその番号の大きいカードを持っている人を知っているということです。
その番号のカードを大きくするためにする行動と、その番号の大きいカードを持っている人の力を借りるためにする行動と、どちらがより早く、効果的か?
それを比べて必要な行動を選ぶと良いのではないでしょうか?
今日の問いかけ
あなたが欲しい大きなカードは、誰が持っていますか?
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