成功者だけが知っている(4.15 「普通」の意味)

 4.15 「普通」の意味

  あなたは普通の人ですか? それとも、普通の人ではないですか?

  あなたの収入は普通ですか? それとも、普通ではないですか?

  あなたの答が、「普通です」なのか、「普通ではないです」なのかは

私には分かりませんが、

この質問を読んだとき、

あなたは「普通」の基準について考えたのではないでしょうか。

「普通」の基準ってなんでしょう。

あなたにとっての「普通」と私にとっての「普通」は、同じではないはずです。

「普通」の基準は、普段あなたが接している人たちの平均、みたいな感じで

考えているのではないでしょうか。

たまたま、あなたの周りがそうであったために、

あなたの「普通」が決まっているのです。

  人間は環境に左右される動物ですから、それは仕方のないことです。

  しかし、例えば年収を例にすると、

  年収300万円の人に、あなたの年収は普通か?

  と質問すると、たいていは「普通です」と答えます。

  年収1000万円の人に、あなたの年収は普通か?

  と質問すると、たいていは「普通です」と答えます。

  年収3000万円の人に質問しても、年収1億円の人に質問しても、

  同じ答が返ってきます。

  これは、どういうことかというと、

  年収300万円の人は、いつも年収300万円前後の人たちと一緒に過ごしています。

  年収1000万円の人は、年収1000万円前後の人たちと一緒に過ごしています。

  年収3000万円の人も、年収1億円の人も同じです。

このように、自分は周りの人と同じ、あまり違いはないから、

自分は普通だと思っているのです。

年収300万円の人が食事をするお店と年収1000万円の人が食事するお店は

同じではないのです。

遊びに行く場所も、普段過ごしているエリアも同じではないのです。

お互いが氣を使ってしまうから。

だから、普段自分とかけ離れている人と接触する機会はとても少ないのです。

ですから、自分とかけ離れている人は普通ではない、と考えるのです。

しかし、そのゾーンにいる人たちにとっては、

年収300万円も普通、年収1000万円も普通、

年収3000万円も年収1億円も普通なのです。

どの普通が正しくて、どの普通が間違いというのはないのです。

そして、どの普通も選ぶことができるのです。

としたら、あなたはどの普通を選びますか?

先ほども言いましたとおり、人間は環境に左右される動物です。

あなたが選んだ「普通」の人がいる環境を選んで、

その環境にできるだけたくさん、できるだけ長い時間、

あなたの身をおくようにすれば良いのです。

あなたがなりたい「普通」の人たちがいる環境に身をおくのです。

すると、人間は環境に左右されますので、

だんだんとあなたの「普通」の基準が変化し、

身を置いている環境にいる人たちの「普通」に近づいていくのです。

最初は、居心地が悪いかもしれません。

話されている会話の内容がなじみのないことばかりかもしれませんから。

ところが、繰り返し、繰り返し、そういう会話と接しているうちに、

慣れてくるのです。習慣になるのです。

そこにいる人たちの会話になじんでくると、

その人たちの考え方や選択、行動のパターンが分かってきます。

そうしたら、あなたはその考え方や選択、行動のパターンを真似すれば良いのです。

最初は真似から始めたことが、あなたの身に付いたとき、

あなたは、その環境にいる人たちと同じ結果を出せるようになり、

その環境での「普通の人」になるのです。

あなたが欲しい結果、なりたい状態になっている人がいる環境を選んで、

そこに身を置くことで、あなたはそういう人になれるのです。

そんな環境はカンタンには見つからないよ、と思うかもしれません。

ところが、実はカンタンなことなのです。

それは、欲しい結果を出している人のセミナーだったり、書籍だったり、

オーディオセミナーだったり、最初はそういうところから始めれば良いのです。

セミナーに参加して、講師と名刺交換をしても良いでしょうし、参加している人

(お互い、自分の「普通」を変えようとしている同士ということですので)と

仲良くなるのも良いでしょう。

書籍を読んで、著者に感想の手紙を書くところから、

お近づきになるもの良いでしょう。

あとは、あなたのやる氣、本氣度しだいです。

夢・目標は叶えられるものというお話でも書きましたとおり、

あなたが行動しさえすれば、その環境は見付けられるのです。

あなたの理想とする状態を「普通」と思っている人たちのいる環境を見付け、

そこに身を置き、あなたもそれを「普通」と思えるようになりましょう。

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