観察力

コミュニケーションの成果をあげるために必要なものの1番目は、「観察力」です。

上で挙げた例は、単に「手をパーにしてください」と伝えただけでは、望む反応(「手をパーにする」こと)が得られないとき、

例えば、

相手が天邪鬼だったり、自分に対して反抗的だったりした場合に、その天邪鬼なこと・反抗的なことを逆手に取って、

「催眠術をかけたので、パーにできないよ。」

と言ってみる。

すると反抗心から、手をパーにするのではないか。

という推測のもと、工夫してみた表現なのです。

(あ、決してあなたが天邪鬼だとか、反抗的だとか、言っているのではないですからね)。

」「

そして、催眠術がかかっていると言われたら、本当にかかっているかを確認したくなるのが人情だろうと思ったので、あのようの言い方をしたのです。

」「

もし、「観察力」が不足していて、「自分が望む、相手の反応」が得られているのかどうかが、確認できなければ、コミュニケーションの目的が達成できているかどうかも分からず、伝え方を工夫して変えていくこともできない、ということです。

これは、まるで目隠しをして、自動車を運転しているようなものです。

事故を起こさない方が、不思議ということになります。

もし、あなたが

「(コミュニケーションにおける)事故を起こしても構わない」

というお考えならば、それはそれで良いでしょう。

関連記事

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP