内容:
どこかで聞いたことがあるようなフレーズですが、
ベクトルのお話です。
解説:
ある分野で、すでに大きな結果を出している人(Aさんと呼びましょう)がいます。
Aさんはある分野で「4」の大きさの結果を出しているとしましょう。
下図の「Aさんの結果」に示すとおりです。
あなたが、同じ分野でNo.1になろうとしたら、あなたは同じ方向に「4」以上の結果を出さなければなりません。
そして、Aさんと「1」の差を付けようとしたら、「5」進まなければなりません。
上図の、「NO.1を目指した結果」と「Aさんとの差1」です。
しかし、ここで別の分野で、あなたが「3」進んだとします。
上図の、「Only1を目指した結果」です。
このとき、Aさんとあなたの間の差はいくつでしょう。
(ピタゴラスの定理です)
答は、「5」です。
上図の「Aさんとの差2」の大きさは「5」になっています。
この違い分かりますか?
教訓:
同じ分野で争ったら、
あなたは「5」進んでもAさんとの差は「1」しかありません。
でも違う分野に進んだら、あなたは「3」進んだだけで、Aさんとの差は「5」にもなるのです。
これは、分かり易くするために、進む方向を90度というように、全く違う方向に進む例にしました。
これでは、そもそも争いになりませんが、そこまで方向を変えずとも、
ホンのちょっと方向(分野)を変えてみる、というアプローチを考えてみるのも有効だ
ということをお伝えしたかったのです。
これが、Only1、独自性、ニッチを狙うということなのです。
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