アクションラーニングという会議手法があります。
誰かが質問をします。
指名された人(指名は1人でも、複数人でも、他の人全員でも良い)は、
その質問に答えるだけです。
そうして、会議を進めていくやり方です。
私がファシリテーター(アクションラーニングコーチ)として参加したときのことです。
初めて参加した方が、終了後に感想として、こんなことを言っていました。
「まずは、みんながどんなことを考えているのかを聞きたいのに、
質問しかできないんじゃ、それもできないから、最初は質問だけというのは
なしにしませんか?」
と。
「質問とその回答だけで会議を進める」というルールを
制限として受け取ってしまった証拠です。
でも、実際は、みんながどんなことを考えているのかを聞きたければ、
一人一人、順番に、「あなたはどんなことを考えているのですか?」と
質問していけば良いのです。
こういう発想の転換ができるようになってくると、
窮屈に思えるルールも制限でなくすことができます。
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