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2021.04.12
釣り人と少年の寓話
あるとき、ある湖で、老人が釣りをしていました。 そこに少年が近づいてきました。最初は老人が釣った魚を物欲しそうに見ていまし...
これは、寄付やボランティアなどにも当てはまる考え方です。
何でもかんでも与えてしまうと、相手を依存状態にさせてしまいます。
依存状態になってしまった相手は変化・成長することをやめてしまいます。
何もしなくても、やってもらえるから。
それより、最終的には本人たちだけでやっていけるように
技術なり、考え方なりを伝えることが大切です。
「成功した漁師は、子どもに魚を残さない。網を残す」
という考え方があります。同じことですね。
ただ、一方で、
「今日、明日、死ぬか、生きるか、という状態のときに、
魚を与えずに、釣り竿と釣り方を教えても意味がないのでは?」
という意見も聞こえてきます。
そのような場合は、まずは魚を与えて命をつなぎ止めて、
それから自分で釣りができるようにすれば良いのです。
大切なことは、魚を与えてはいけないということではなく、
依存状態にさせてしまってはいけない、ということ。
いずれ、自立できるようにすることが大切ですよ、ということ。
あなたは、子孫、社会に何を伝え残しますか?
」「
あなたが学ぶときも、すぐに答えを求めるのではなく、
その答えにたどり着く考え方、やり方、あり方を身につけるようにしてみるとよいと思います。
」「
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