「ホントは言いたいのに、こんなこと言うと嫌われちゃうかも。」
と思って、言うのを思いとどまったことってありますか?
「嫌われちゃうかも」だけではなく、
- 「怒らせちゃうかも」
- 「へこませちゃうかも」
- 「機嫌を損ねちゃうかも」
- 「泣かせちゃうかも」
など、他の理由もあると思います。
こんなとき、どうしたら良いのでしょうか?
言いたいことは、言った方が良い
言いたいことがあるのに、言わずにいると、自分の精神衛生上、良くありません。
それに、言わなければ、相手に伝わることはありません。
ということは、やっぱり言ってしまった方が、良さそうです。
でも、そのまま言ってしまうと、予想どおりに
- 「嫌われちゃったり」
- 「怒らせちゃったり」
- 「へこませちゃったり」
- 「機嫌を損ねちゃったり」
- 「泣かせちゃったり」
してしまいかねません。
言い方は、工夫をしよう
そんなときの、私のオススメは、
「クッションになる枕(詞)を付ける」
です。
「こんなこと言うと、嫌われちゃうかもしれないけど、言うね。」
といった具合の枕(詞)を付けてから、言いにくいことを言うのです。
この枕(詞)により、
- 言いにくいことを言おうとしている、ということが伝わる。
- 嫌われることが目的で言おうとしているのではない、ということことが伝わる。
- 相手が聞く準備、心の準備ができる。
などの効用があります。
もっと丁寧に、
「こんなこと言うと、嫌われちゃうかもしれないけれど、そういうつもりではない、ということは分かってね。
それじゃ、言うね。」
としても良いでしょう。
相手の言いたいも、言わせてあげよう
逆に、相手が何か言いたそうなのに、言わないなぁ、何か考えていることがありそうだなぁ、と思ったときには、
「今、何か考えているでしょ? そのまま口に出して言ってみて。」
と促してみましょう。
開かれたコミュニケーションができる環境のために
このようにして、
- 自分が思っていることを、相手に伝える工夫
- 相手が思っていることを、伝えてもらう工夫
- 腹に一物(いちもつ)抱え続けないような工夫
が、開かれたコミュニケーションができる、環境を作るのです。
最後になりますが、クッションになる枕(詞)を付ければ、必ず、嫌われないで済むとは、言い切れませんので、あしからず。
ただ、その試行錯誤が、濃いコミュニケーションができる環境を育てるのです。
あなたは、言いにくいことを、どのように伝えますか?
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