4.13 「失敗」の意味
チャレンジをすれば、失敗することもあります。
ここでは、失敗の意味を考えてみましょう。
まず、質問です。
「成功の反対はなんですか?」
「失敗」と答える人が多いのではないでしょうか?
そう書いてある辞書も多いのではないでしょうか?
おそらく、言葉の意味としてはそうなのでしょう。
でも、ここでは現象面からアプローチしてみたいと思います。
成功はどんなときに得られる結果でしょうか?
成功の原因は何でしょうか?
何かにチャレンジしたことが原因ですよね。
何かにチャレンジしたことが原因で、結果として成功する。
では、失敗はどんなときに得られる結果でしょうか?
失敗の原因は何でしょうか?
何かにチャレンジしたことが原因ですよね。
何かにチャレンジしたことが原因で、結果として失敗する。
では、何にもチャレンジしなかったらどうでしょうか?
失敗も成功もしない、ということですね。何も変わらないということです。
このように考えると、何もしないということの反対側に
失敗も成功もありますね。
何かにチャレンジするから、失敗もするし、成功もする。
何にもチャレンジしなければ、何も起こらない、何も変わらない。
あなたが変化、成長、進歩したいと思うのならば、
何かにチャレンジしますよね。
そうでなければ、成功することはできません。
そして、そうであるからこそ、失敗することもあるのです。
失敗と成功はセットなのです。
ですから、失敗を恐れず、チャレンジして欲しいと思います。
世の中で成功している人は、必ず失敗も経験しています。
失敗したまま終わってしまえばそれまでですが、
成功するまでチャレンジし続ければそれで良いのです。
失敗は、成功してから振り返ると笑い話になります。
失敗したまま諦めてしまうとあなたは笑い者になってしまいます。
あなたは、どちらが良いですか?
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何回失敗したでしょうか?
7,000回とか、1万回とか諸説ありますが、
答は「1回も失敗していない」です。
エジソンは、電球が点かなかったときには、
「電球を点けられないフィラメントの材料を一つ見付けた」と考えていたのです。
つまり、「見付けることに成功した」と考えていたのです。
実験中に爆発事故を起こした時でさえも、
「電球を点けられないフィラメントの材料を一つ見付けた」
そして、「爆発を起こす方法を一つ見付けた」と考えていたのです。
失敗と思うのは、
チャレンジした結果があなたの望んでいるものではなかっただけのこと
なのです。
でも、世の中には、その結果を望んでいる人もいるのです。
その人から見れば、あなたは成功してるのです。
例えば、試験勉強をしなければいけないのに寝てしまった。
あなたにとっては、寝てしまったことは失敗かもしれない。
でも、不眠症の人から見たら、うらやましい限りなのです。
失敗も成功もものの見方一つで決まるのです。
そういう意味では、どちらも単なる結果でしかないのです。
そうはいっても、望んだ結果が欲しいですから、
望んだ結果が得られなかった場合に、
そこから何かを学んで、次には望む結果を得られるように工夫するというのが
大切なんですね。
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