コーチングステップ(その5)

5.その状況に、むしろ良い面はありますか?

一見、問題であるような状況でも、その中にむしろ良い面が隠れている場合があります。

その良い面を得るために、その状況を作り出しているかもしれないのです。
その良い面を得たいがために、問題である状況を作り出しているということがあるの
です。
にわかには、信じられないかもしれませんが、人はそういうことをするのです。

ここで、良い面と問題とを比較して、
問題に目をつむることができるほど、得られる良い面が大きい場合には、
その状況をそのままにしておく、という選択をする場合もあります。

問題は問題として、目をつむることはできないという場合は、
この状況を改善することになります。
このとき、良い面を無視してしまうと、問題解決の心理的障壁になってしまいます。
だって、良い面を手放したくはないですからね。

そこで、この良い面を認識したら、それを他の手段で得る方法を考えていきます。
良い面を得られる他の手段が見つかれば、良い面はその手段で得れば良く、
問題である状況は手放すことができます。

これで、問題解決の準備が完了です。

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