あなたは毎日毎日、いかに早く、いかに楽に、ハシゴを登って、高いところに到達しようと考え、がんばっているかもしれません。
しかし、あなたが毎日登っているそのハシゴがどこにかかっているのか、すなわち、そのはしごを登り切ったところに何があるのかを考えていますか?
一所懸命がんばってハシゴを登ったら、思いも寄らないところに到達したとしたら、その場所が、自分が望んでいたものと違うところだったら、逆に「そうはなりたくない」と思っていたところだったら、
そんなことを考えてみたことはありますか?
ハシゴを一所懸命登る前に、まず、そのハシゴがどこに掛けられているのかを見極めることが大切です。
もし、とんでもないところにかかっていることに氣付いたら、登るより先に、ハシゴを違う場所に掛け替えなくてはいけません。
経路検索ソフトは「目的地」「現在地」「到着時間」を入れると「手段」が出て来る。
「将来どうしたい?」と尋ねると「新幹線に乗りたい」と答えるのが日本人。
つまり、「夢は?」と尋ねると「職業」を答えるのが日本人。
行きたいところがNYなら「飛行機」か百歩譲って「船」しか見えないはず。
「手段」と「目的」を混同しない。
2021.04.08
活動の罠byスティーブン・R・コヴィー
「活動の罠」(日々の生活の忙しさに追われ、忙しいことがさも価値あることかのように錯覚しているありさま)の中で自分自身を見失い、成功のはし...
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