今日は第3条です。
- 第3条
- あなたが達成したいと思っている願望を取得する「最終期限」を決めること。
期限についてですね。
私がサラリーマンの時代、仕事の指導をしてくださっていた先輩から
こんなことを言われたことがあります。
「期限が決まっていないものは仕事ではない。」
当時の私の仕事の一つが、お客様に提出する提案書を、関係部署に割り振って作成してもらうことでした。
先輩の言葉は、関係部署に書類を作ってもらうお願いをするときに、
「いつまでにお願いします。」
と期限を付けなさい、という教えです。
言ってしまえば当たり前のことですが、社会人なりたての私にはありがたいアドバイスでした。
お願い先の担当者は、私たちからの仕事だけをしている訳ではなく、他から依頼された仕事も抱えているので、期限を付けておかないと後回しにされてしまう。
ということなんです。
これは、自分が仕事を頼まれたときにも、同じようにするだろうと考えて、すぐに理解できました。
今、私は自営業ですので、自分で自分に期限を付けなければなりません。
いや、厳密には、期限を付けても付けなくても、誰からも文句は言われません。
だからといって、期限を決めないとダラダラと仕事をしている自分がいる。
ところが、ちょっと無理めな期限でも、自分で「やる」と決めたり、誰かと期限付きの約束をしたりすると、力を発揮して良い仕事ができた、という経験が何度もあります。
期限を決める威力ですね。
学生時代の夏休みの宿題も同じでしょうね。
8月末のあの追い込み。あのパワーたるや、スゴいことですよね。
でも、あのパワーを7月から少しずつでも出していれば、そうとう楽だったんでしょうけどね。
では、自分の人生の目標となるとどうでしょうか?
「いつか○○になれたらいいなぁ」
「いつか□□をやりたいなぁ」
「いつか△△を手に入れたいなぁ」
こんな風に考えることが多いと思います。
でも、「いつか」という日はカレンダーにはないんですよね。
ということは、その願望は実現しないでしょうね。
大きい願望ならば、小さく刻んで、期限も刻んで、確実に実現させていくと良いと思います。
今日は、自分に言い聞かせながら書いてみました。
また明日。
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