現状は過去の選択の結果である

「原因と結果の法則」というのを聞いたことがあると思います。

どんな現象(結果)にも、それを引き起こした原因があるということです。

原因があって、結果が生まれる。ということです。

もう少し掘り下げてみますと

・同じ原因からは、同じ結果が生まれる。
・同じ結果が生まれるのは、同じ原因があるから。

とういことが分かります。

そして、「今のあなたは何かの結果である」ということについて
考えてみましょう。

「今のあなたは何かの結果である」と考えたとき、
その原因はなんでしょうか?

結果が生まれる前に原因があるのですから、
「今のあなたの原因」は、あなたの過去にありそうですね。

そうです。「今のあなたの原因」は

「今までのあなた」

なのです。

もう少し具体的に言いますと、

「今までのあなたの考え方、選択、行動」が
「今のあなた」を作った原因なのです。

思い出してください。
今、あなたが学生だとしたら、
今のあなたは、過去のあなたが学生になると選択した結果なのです。

そして、今の学校に通っているのも、
あなたがその学校に通おうと選択した結果なのです。

「ホントは今の学校に通いたかったのではなく、他の学校が第一志望だった。
入学試験に合格しなかったから、仕方なく今の学校に通っているのであって、
自分が選択したのではない」

と思った方もいるかもしれません。

でも、よく考えていただきたいのです。
第一志望の学校に合格しなかったときに、もう一度その学校を受けて(浪人して)
入ろうという選択もできたと思うのです。
もしくは、第一志望の学校に合格しなかったときに、
今の学校ではなく、他の学校に入ることもできたと思うのです。

でも、今の学校に入学した。

それは、積極的な選択ではなかったかもしれませんが、
消極的な、または、受け身の選択だったと言えるのです。

今、あなたが会社員だとしたら、
学生の場合と同様に、過去に会社員を選択し、今の会社を選択した結果なのです。

今、あなたが個人事業主だとしたら、
過去のある時点で、個人事業主になると選択したのです。
その結果、今のあなたがいるのです。

そして、人生は選択の連続です。
大きな選択、小さな選択、さまざまですが、選択の連続です。

今朝、あなたが起きてから、今までにもたくさんの選択をしてきたことと思います。

例えば、
・今日は何を着て出掛けようか。
・今日はどの道を通って駅まで行こうか。
(何も考えずに、いつもと同じ道を通ったのも、
他の道を選択せずに、その道を選択したということですからね)
・今日の昼は何を食べようか。
・今日は何をしようか。

などなど。
・今日はもうちょっと残業をしてから帰ろう

というのも、今すぐ帰るか、もうちょっと残業するかの選択なのです。

そして、その選択をするときの基準になっているのが、あなたの考え方です。
価値観、判断基準と言ってもいいかもしれません。

あなたの考え方があなたの選択に反映しているのです。

そして、あなたが選択した結果、あなたは行動をするのです。
ときには、行動をしないという選択をすることもあるでしょう。

「今は選択しない」という選択をすることもあるでしょう。

このように、今のあなたは、今までのあなたの考え方、選択、行動が
原因で作られた、結果なのです。

さらに、あなたの考え方、選択、行動には、クセ(習慣)があるのです。

こんなときには、このように考えて、こういう選択をして、こう行動する。

というクセ(習慣)があるのです。

クセ(習慣)は、無意識のうちにそうしてしまうものです。

ですから、自分では氣付かないうちに、クセ(習慣)を発揮して、
考え、選択し、行動しているのです。
そして、その結果としてあなたを作り出しているのです。
ここで、考えていただきたいことがあります。

あなたは、「今のあなた」に満足していますか?
今後も「今のあなた」のままで良いと思いますか?

答が、今のままで良いという方は、
これ以上この教材を読む必要はないでしょう。

なぜならば、今までのあなたの考え方、選択、行動のクセ(習慣)を続けていけば、
同じ結果=今のあなた が得られるからです。

何も変える必要はありません。何も変わる必要はありません。

しかし、そもそもこの教材を読んでみようと思ったあなたは、
少なくとも今のあなたとは違ったあなたになりたいと思っていることでしょう。

そして、今のあなたとは違ったあなたになるためにはどうしたら良いのかを
知りたくて、この教材を読んでいることでしょう。

そうであるならば、先ほどの原因と結果の法則を思い出してください。

・同じ原因からは、同じ結果が生まれる。
・同じ結果が生まれるのは、同じ原因があるから。

でしたね。

「今のあなたとは違うあなた」になりたいということは、
「今の結果とは違う結果」を得たいということですよね。

ということは、原因と結果の法則から、

今と違う結果を得るには、今までとは違う原因にする必要があるということが
分かりますね。
原因を変えるということです。

今までの原因を変えるということは、
今までのあなたの考え方、選択、行動のクセ(習慣)を変えるということです。

」「

何も自己否定をして、人格・性格を変えましょうと言っているのではありません。

」「

では、どんな風に変えたら良いのでしょうか?
それは、あなたがどのような結果を得たいのか、によるのです。

あなたは将来どんなあなたになりたいですか?

そう考えたときに、
あなたがなりたい状態にすでになっている人はいるでしょうか?
もしくは、あなたがなりたい状態に、
なろうと思いさえすればなれてしまう人はいるでしょうか?

その人がその人であるのは、その人の考え方、選択、行動のクセ(習慣)が原因
なんですよね。

ということは、その原因からは、同じ結果が生まれると思いませんか?

そうです。あなたがなりたい状態の人の考え方、選択、行動のクセ(習慣)を
真似すれば、時間差はあるかもしれませんが、その人と同じようになれますよね。

ということで、この教材では、
人生を楽しんでいる人、人生うまくいっている人、成功している人の
考え方、選択、行動のクセ(習慣)=「人生のルール」を知って、
それを真似しましょうというコンセプトなのです。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP