「素直さ」は最大の知性である

人生を楽しんでいる人、人生うまくいっている人は
実に素直です。

ある分野において、自分より優秀な人の意見、アドバイスには素直に従います。

その分野において、自分より優秀な人が

「こうしたらうまく行きますよ」

と言われたことを素直にやってみるという資質があります。

もっと言ってしまうと、自分より優秀な人ではない人からも学ぼうという姿勢を
持っています。

素直にやってみるから、うまくいくようになるのが早いです。

うまくいかない人は、うまくいっている人が
「これいいよ」
とアドバイスをくれても、

「いや、~」「でも、~」「だって、~」
「それはあなただからできるんですよ~」

などと言ってやろうとしないのです。やらないのです。
やらなければ、何も変わりませんよね。

だから、うまくいかない人は、そのまま、うまくいかない人のままなのです。

では、うまくいっている人のアドバイスを素直にやってみることで
うまくいってしまう理由は何なのかを考えてみましょう。
こんな喩え話はいかがでしょうか?

あなたが、飛行機のパイロットだとします。

飛行機を安全に航行するために、レーダーという機器を使用します。

レーダーはあなたの肉眼では見えないところまでを見えるようにしてくれる機器です。

あなたが飛行機を航行させていると、あなたの肉眼ではまだ見えないのですが、
レーダーが何か障害物の存在を教えてくれています。

あなたは、このときにどんなことを考えますか?

「自分の肉眼では見えないから、大丈夫。障害物なんてあるはずがない」
と考えるでしょうか?

「それとも、自分の肉眼にはまだ見えないけれども、レーダーが教えてくれている
のだから、注意して航行しよう」
と考えるでしょうか?

あなたが賢明なパイロットならば、後者の考え方をするでしょう。

先ほどの、自分より優秀な人のアドバイスもこれと同じことです。

レーダーがあなたの肉眼では見えないところまで見えているように、
あなたより優秀な人は、あなたの知らないことを知っているのです。
あなたが経験したことがないことを経験しているのです。

そして、その立場からアドバイスをしてくれているのです。
あなたは、自分には分からないことだから(肉眼では見えないから)といって、
そのアドバイスを無視しますか?
それとも、賢明なパイロットのようにそのアドバイスに従いますか?

」「

2m の壁があり、その前に身長 170cm の人が2人(AさんとBさんが)います。

Aさんは 30cm の台の上に乗って、壁の向こう側を見ています。

Bさんは、1mの台の上に乗って、壁の向こう側を見ています。

さて、壁の向こう側のより広い範囲が見えているのは、どちらでしょうか?

Aさんには、壁の向こう側の地面は見えていないでしょう。

Bさんには、壁の向こう側の壁の足元まで覗き込むことができるでしょう。

メンターやうまくいっている人に見えている景色は、Bさんが見えている壁の向こう側の景色のようなのです。

」「

どちらがあなたのためになるでしょうか。

答は明らかですよね。
また、うまくいく人は、自分よりうまくいっている人のアドバイスを素直に
聞き入れるだけではなく、うまくいっている人のやっていることを真似します。
自分には出せない結果を出している人がいたら、
自分とその人の違いを見付けて、その違いを真似します。

その違いが、結果の違いを生んでいるのではないか、と考えるわけです。
またここでも、原因と結果の法則ですね。

うまくいっている人の真似をすることで、
自分でゼロから試行錯誤するよりも格段に早く結果を出すことができます。

うまくいかない人は、自分のやり方にこだわり、固執し、
うまくいっている人のやり方を参考にしようとしません。
これでは、時間と労力がかかって仕方ないですね。

時間と労力を掛けても結果を出せるのならば良いですが、
結局、結果が出せなければムダになってしまいますよね。

もうお氣付きかもしれませんが、
この教材自体が、この考え方に基づいているのです。

成功者がやっていて、そうでない人がやっていないことを
見付けて、真似して、習慣にして、うまくいってしまいましょう、

という魂胆です。

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