先日、ますくさんとビジネスの打ち合わせでお会いました。
そのときに、ますくさんに、テニスボール積み(過去の書き込みを参照ください。その1)(その2)にチャレンジをしてもらいました。
あまり集中できる環境ではなかったこともあり、
「できそうでできない」
を繰り返していました。
しばらくすると、縫い目を合わせてみたり、ボールをつぶしてみたりというアプローチが始まりました。
私はそれを見ながら、今までにチャレンジしているのを見てきた人たちのことを思い出しました。
ある人は集中してバランスを取ることに専念していました。
ある人は縫い目を揃えてみたり、ボールのへそを探してみたり。
ふと、これって普段の習慣が現れているのではないかなぁ、思ってしまいました。
何か新しいことにチャレンジして、なかなか結果が出ないときに、ひたすら集中することに専念したり、あれやこれやアプローチを変えてみたり。
このボール積みに関しては、私は正攻法でバランスを取ることに集中すれば良いことを知っていたので、ますくさんがもうちょっとでバランスが取れるというところまで行っているのに、ボールをへこます方に行ってしまったことを、
「小細工に走った」
などと失礼なことを言ってしまいました。
でも、一方では、
「うまく行かなかったら、違うことをやれ。何でも良いから。」
という、アプローチの改善が必要なことを考えると、さすがますくさんだなぁとも思いました。
これって、今考えると非常に奥が深いことだなぁと思います。
あとほんのちょっとでうまく行くのに、それに氣付かずに諦めて、違うアプローチをする(小細工に走ってしまう)、もったいなさ。
逆に、いつまでも同じ方法にこだわらずに、違う方法を試してみた方が良いかもしれないという考え方。
予め正解が分かっていれば、もうちょっとがんばれば良いのか、他の方法を試したら良いのか、が分かりますが、実世界ではそうは行かないですからね。
とすると、どこで見切りを付けたらいいのだろうか?
なんて考えてしまいますね。
みなさんは、こんなことを考えたことはないですか?
追伸
ますくさんのボール積みチャレンジから氣付かせてもらったことが、この後にもあったのですが、その話は次回に書きますね。
さすが、ますくさん! とうなってしまいましたよ。
それでは、お楽しみに~。
この記事へのコメント
見切りをつけるのは、自己訓練だと思います。
何度も失敗して学んでいくみたいな。赤ちゃんの時から、そうやって知恵を付けてきたんじゃないでしょうか。
Posted by はねだ at 2004年12月26日 00:44
はねださん、コメントありがとうございます。
そうですね。自己訓練ですね。
赤ちゃんの時から付けてきた知恵が
「もう少しで」
というところで諦めてしまうことだとしたら、少し怖いですよね。
すぐに素早く行動して、
「この方法では本当にダメだ」
というところまで行ったら、これまたすぐに素早く違うアプローチをしてみる。
という習慣を身に付けられたら良いのかも知れませんね。
Posted by MAX at 2004年12月26日 02:36
む、面白い事をやってたんですねぇ。> ボール積み
私もやってみようかなぁ。ボール以外の物で何があるかなぁ、と考え始めてみました。
ところで、MAX さんは 2005/01/15 の NLP セミナー行かれるのでしょうか ?
Posted by もとつき at 2004年12月29日 07:13
もとつきさん、コメントありがとうございます。
ボール積み、是非チャレンジしてみてください。
MAX さんは 2005/01/15 の NLP セミナー行かれるのでしょうか ?
これは、日本橋のアフタヌーンセミナーのことですかね?
だとしたら、参加しますよ。
というよりか、私の師匠の代理で講師をやるかもしれませぬ~。
よろしくお願いします。
Posted by MAX at 2004年12月29日 11:13
ひゃー、講師様っ、なのですね。ぇーと、申込済みでして、MAX 先生に色々と教わっちゃおーっと!
Posted by もとつき at 2004年12月29日 11:16
もとつきさん、こんにちは。
申込済みですか~。ありがとうございます。
これもシンクロニシティですね!!
ちょっと、複雑な心境(緊張に似ているけれど、少し違った感覚)です。
当日はよろしくお願いします。
それから、「ありがとう」は良い言葉ですよね。
リンク張らせていただきました。
これからもよろしくお願いします。
Posted by MAX at 2004年12月29日 11:27
あれれれ、私がテーマになっている!
...
なんだか、背中がこそばゆい感じがしますね~(^_^)
でも、すごく嬉しいです。
またモルモットになるので、ぜひ載せて下さい(笑)
1つのアプローチがダメなときは、どこで損切りするか、これってすごく深いテーマですよね~。
ビジネスでも投資でも、この考え方って非常に重要だと思います。
Posted by ますく at 2004年12月29日 13:50
(その2)
今回は、前回の続きです。
しばらくボール積みにチャレンジしていたますくさんでしたが、できそうでできなかったので、打ち合わせに時間もあるので、私が目の前で積んで見せました。
それを見て、再チャレンジしたのですが、できそうでできませんでした。
そこで、
「もう一回やってみて。」
と言われました。
私は、もう一度積んで見せました。
するとますくさんは、あっさりとボール積みに成功しました。
そうです!!
私が二回やって見せたときに、見事に私のやり方をモデリングしたのです。
いや~、素晴らしいです。さすが、ますくさん!!
ということでした。
ちなみに、二回に渡って書いた中で、
「アプローチの改善」
「モデリング」
を紹介しました。
この二つのことを詳しく知りたい方は、是非
「成功の9ステップ」
をお読みください。
同名のライブセミナーとともに、私の人生を大きく変えた本の一つです。
この記事へのコメント
同じものをみても、モデリングが得意な人とそうでない人では、できるまでに差がでる。なぜなんでしょう?
Posted by ダビンチ at 2004年12月27日 00:20
ダビンチさん、コメントありがとうございます。
「成功の9ステップ」のジェームス・スキナーは、
「違いをもたらす違い」
をモデリングすると同じ結果が得られると言っています。
モデリングする対象と自分との間には、
「違いをもたらす違い」と「違いをもたらさない違い」の2種類があります。
「違いをもたらさない違い」をモデリングしても、同じ結果は得られないということですね。
差が出るのは、「違いをもたらす違い」を見つけだす力の差なのかもしれませんね。
では、「違いをもたらす違い」と「違いをもたらさない違い」の区別をどのようにつけるか?
同じく、ジェームスは、
まずは全てをモデリングしてみる。
このとき特にVAKを意識してモデリングする。
(V:どこを、何を見ているか。A:心の中で何を言っているか、聞いているか。K:体をどのように使っているか、何を感じているか。)
それで、同じ結果を得られることを確認する。
(ここで同じ結果が得られないとしたら、全てをモデリングできていないということなんでしょう。)
同じ結果を得られるようになったら、一部分を変えてみる。
変えてみても同じ結果が得られるとしたら、その部分は「違いをもたらさない違い」である。
変えてみたら同じ結果が得られなくなるとしたら、その部分は「違いをもたらす違い」である。
この作業を繰り返して、「違いをもたらす違い」だけをモデリングすると
カンタンにうまくいくんですって。
Posted by MAX at 2004年12月27日 01:52
たちばなです^^。
モデリングは僕にとって最大の研究課題の一つだったりします。
(以前やっていたブログでも頻繁に取り上げてました)
NLP のスキルとしてのモデリングや、加速成功で道幸さんなりの解釈のモデリングなんかもありますよねぇ。
「上達の法則」っていう本も出ていて、これも要は効率よくモデリングするための方法が説明されていて、モデリング中だったりします^^;
そんなわけで、モデリングのためのアプローチを色々と整理してる最中です。
究極は、どれが DMD なのかっていうのはある程度直感で絞りこめるようになるんじゃないかなぁって思ってますがさて。。
自分が本当にそうなれるのはいつの日か。。^^;
Posted by たちばな at 2004年12月28日 21:54
たちばなさん、コメントありがとうございます。
それから、リンクありがとうございます。
これも良く言われていることですが、
「できると信じて、やってみる」
勘違いでも良いから。
ってことになるんですかね。
では、どうすれば信じられるの?
という声が聞こえてきそうですが...。
ある人の言葉です。
結構、はまったので紹介します。
「自信と筋肉はお金では買えない。自分が動かなければ。」
いかがでしょうか?
Posted by MAX at 2004年12月29日 11:19
ひゃー、またもや私が主人公なんですね。
毎度ありがとうございますm(_)m
せっかくお褒めのお言葉を頂戴していますから、私のモデリングの秘密も少しは紹介しないといけませんね。
「VAKを意識する」
「違いをもたらす違いに集中する」
等、モデリングのコツは幾つかありますし、私も念頭に置いて観察します。
でも、私がモデリングで一番重視していることは、1つ前のMAXさんのコメントに近いところです。
それは...
「私に盗めないレシピはない。」
と思うことです。
これは、ジェームス・スキナーさんの成功の9ステップ体験CDで聞いた台詞なんですが、ジェームスさんはモデリングをする際にこう思っているそうです。
私がモデリングのためにモデリングしたのは、ここなんです。
私は、モデリングをマスターするために、まずジェームスさんの考え方をモデリングしたんです(ちょっとVAKからは外れてますけどね)。
「私に盗めないレシピはない」、そう思えば、事実として誰かができることは私にできない訳がない。
なぜなら、レシピは必ずあり、盗めないレシピはないから......
こんな感じで役に立ってますか?
ちなみに、私は成功の9ステップライブセミナーを受けていません。
でも、本を読んで、その通りに実践している9ステッパーです。
これもまさしく思い込みの力ですね!(^_^)
Posted by ますく at 2004年12月29日 14:05
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