8回にわたってお届けしたこのシリーズも、今回でいよいよ最後です。
- 第6条
- 紙に書いたこの宣言を、1日2回、起床直後と就寝直前になるべく大きな声で読むこと。
このとき、あなたはもうすでにその願望を実現したものと考え、そう自分に信じ込ませることが大切である。
の後半部分「願望を実現したものと考え、自分に信じ込ませる」こと
についてです。
なぜ「願望を実現したものと考える」のが良いのでしょうか?
いくつか考えられます。
一つは、実現したものと考えるとポジティブな感情になるからです。
昨日の記事で、
「五感のうちのなるべくたくさんを刺激すると記憶に定着しやすい」
と書きましたが、
「強い感情を伴ったできごとは記憶に定着しやすい」
ということもあるのです。
例えば、手帳など記録したものを見ないで、一年前の今日の出来事を思い出すことってできますか?
その日が特別な日でない限り、なかなか思い出せないのではないでしょうか?
その日が特別な日だったとしたら、思い出せると思います。
一方で、例えば、学校の入学式や卒業式、ファーストキスの日など
特別なできごとがあった日のことであれば、10年前のことでも思い出せる、ということは、実体験としてお分かりいただけると思います。
特別なことがあった日には、その特別なことに対して、ネガティブな感情かポジティブな感情かに関わらず、強い感情を感じていたはずです。
その感情が記憶を定着させる接着剤のような働きをするんですね。
そして、記憶を引き出すインデックスにもなるんです。
なので、強い感情を伴う出来事は記憶に定着しやすく、また思い出しやすいのです。
で、話を戻しますと、
「願望を実現したと考える」ことでポジティブな感情を味わうことができます。
その感情を強くすればするほど、つまり、願望が実現したことをありありとイメージできればできるほど、効果があるのですね。
「願望を実現したと考える」ことが良い他の理由は、モチベーションのコントロールにあると思います。
願望が実現したことをありありとイメージして、強い感情を味わえば、自ずとその願望を実現しようというモチベーションが上がります。
代償を払うことへの抵抗も減ります。行動を起こせるようになります。
逆に、どこかで「そうはいっても実現できないよなぁ」と思っていたとしたら、モチベーションが下がって、行動が伴わなくなってしまいます。
できないことには、大きな力を発揮しようと思いませんからね。
そんなことで(他にも理由はあると思いますので、考えてみてください)、
「願望を実現したものと考える」
のが良いのですね。
」「
引き寄せの法則にもつながる方法です。
」「
「自分に信じ込ませる」
というのも大事なポイントです。
「信じる」
のではなく、
「信じ込ませる」
のです。
ときどき、
「願望を実現したものと考える、信じることなんてできません。
だって、まだ実現していないから」
という人がいます。というか結構多いです。
「どうしたら信じられますか?」
という質問をする方も多いですね。
ここでのポイントは、「信じられる」か「信じられない」かではないんです。
「信じ込ませる」のです。
「信じ込ませる」
ために、毎日2回大きな声を出して読むのです。
願望を実現したものと考えるのです。
それでも信じられなければ、3回でも4回でもやったらいいのです。
今日もまた自分へのメッセージになりました(笑)
明日からは違ったテーマでお贈りします。
ありがとうございます。
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