正負の法則

内容:

磁石のS極とN極、電気の+とーは単独では存在できません。

解説:

<磁石の話>
棒磁石を思い出してください。

片方の端がS極、反対の端がN極です。
棒磁石の真ん中はどちらでもありません。磁力を持ちません。

こんな感じです。
[S========N]

そこで、棒磁石を真ん中で切ります。
するとどうなるか?

さっきまで磁力を持っていなかったはずの部分が、磁力を持つようになります。
そして、やはり片方の端がS極に反対の端がN極になります。

こんな感じです。
[S====N][S====N]

これをさらに半分にしても同じことになります。
こんな感じです。
[S==N][S==N][S==N][S==N]

磁石のN極とS極はどちらか一方だけで存在することはありません。


<電気の話>
電気的に中性(+でも-でもない)状態から、
電子(-の電気を持っている)を取り除くと
残された方は+の電気を持つことになります。

また、
-の電気を持つものは、+の電気を持つものを引き付けます。
+の電気を持つものは、-の電気を持つものを引き付けます。

つまり、自然界では、
+の電気が単独で存在することはありません。
-の電気が単独で存在することはありません。

そして、+の電気と-の電気は引き付け合い、
一緒になって、±0の状態(安定した状態)になろうとします。

教訓:

あるものごとの理想の状態から、
何かちょっとしたもの(こと)を取り除くとどうなるでしょうか?

電気的に中性(+でも-でもない)状態から、
電子(-の電気を持っている)を取り除くと
残された方は+の電気を持つことになります。

これと同じように、
取り除いた方(ー)も、残された方(+)も、
理想の状態(安定した状態)ではなくなり、問題を抱えた状態になります。

そして、2つを合わせると理想の状態に戻ります。

これが、解決策と問題の関係です。

取り除かれた方が解決策。残された方が問題。

あなたが問題を抱えているとしたら、
ただ解決策をどこかに見失っているだけということ。
必ず、解決策はどこかに存在しています。

ーの電気と+の電気は単独で存在できないように
ーの電気と+の電気は引き付け合って、
一緒になって±0になるのと同じように、

問題があるということはどこかに解決策が存在しているということ。
そして、問題と解決策は引き付けあって、
元の理想の状態になろうとしているということ。

あなたがするべきことは、どこかに存在している解決策を見付けて、
問題を解決し、理想の状態に戻してあげること。

解決策のない問題はありえない。

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