問題と解と理想の状態と

今回のテーマは、「問題解決」です。

問題を解決するために

  • 問題が発生した。
  • 問題を抱えている。
  • どうしたら、問題を解決し、理想の状態を実現できるか?
  • 解はどこにあるのか?

と悩んでいませんか? 悩んだことはありますか?

私はもともと理数系、技術系の人間ですから、宇宙の法則・自然の摂理などから気づきを得るクセがあります。

今回はそういったアプローチによるお話です。

そもそも、問題とはどういう状態のことか?

まず考えてみたいのが、

「問題」

というのはどういう状態か? ということです。

「問題」ということは、「理想の状態」ではないということですよね。

「理想の状態」と比べて、何かが欠けている・足りないということです。

ということは、「問題」に、その欠けている・足りないモノを加えると「理想の状態」になるということです。

数式で表してみると、

「問題」 + 「欠けている・足りないモノ」 = 「理想の状態」

ということになります。

言い換えると、

「欠けている・足りないモノ」 = (問題を解決するための)「解」

ということができます。

つまり、

「問題」 + 「解」 = 「理想の状態」

です。

自然の摂理から考える

ここで、一つ自然の摂理をご紹介します。

電気についてのお話です。

電気的に中性( + でも、- でもない)の状態のモノから、電子( – の電気を持つモノ)を取り除くと残された方は + の電気を持つことになります。

数式で表すと、

「電気的に中性のモノ」 – 「電子( – の電気を持つ)」 = 「 + の電気を持つモノ」

ということになります。

また、+ の電気を持つモノと、- の電気を持つモノは引き寄せ合います。

そして、+ の電気と – の電気は引き寄せ合い、一緒になって ±0 の状態(電気的に中性)になろうとします。

この状態の方が、より安定するからです。

数式で表すと、

「 – の電気」 + 「 + の電気」 = 電気的に中性(安定した状態)

ということになります。

つまり、自然界では、+ の電気があれば、必ずそれと同じだけの – の電気が存在します。

どちらか一方だけで存在することはありません。

そして、双方が引き寄せ合って一緒になり、安定した状態になりたがっているのです。

問題が存在すれば、解も必ず存在する。

話を戻してみましょう。

「理想の状態」から、何かが欠ける・足りないと「問題」になるのでしたよね。

その欠けた・足りないものが「解」でしたね。

「理想の状態」 – 「解」 = 「問題」

「問題」 + 「解」 = 「理想の状態」

ということです。

つまり、「理想の状態」を思い描くことができた時点で「現状」との差があれば、それは「問題」のある状態、ということになります。

そして、「理想の状態」と「現状」( = 「問題)の差を埋めるものが「解」となります。

ということは、「理想の状態」を思い描くことができた時点で、「問題」と「解」は必ず、セットで存在していることになります。

そして、「問題」と「解」は引き寄せ合い一緒になって、「理想の状態」という安定した状態になりたがっているのです。

あとは、「解」は必ずどこかに存在している、という前提でその「解」を探せば良いだけなのです。

存在するか・しないか分からないモノを探すより、存在していることが分かっているモノを探す方が、よほど見つけやすいのです。

(あるのかな?ないのかな?と探すよりも、どこにあるのかな?と探すほうがみつかり易い)

「解」は本当にあるんだろうか?
と質問をして探すのと

「解」は絶対に存在する! どこだ?
と質問をして探すのと

では、「解」が見つかる可能性は雲泥の差です。

理想の状態が描けてないと、問題も解も存在しない。

ここで大事なことは「解」が存在するための絶対条件は、「理想の状態」を思い描いているということです。

「理想の状態」を思い描けていなければ、「現状」との差分である「解」は存在出来ません。

「理想の状態」を思い描くことは、それだけ大切なことだということですね。

逆にいうと、「問題」があるということは、追い求める「理想の状態」が思い描けているという証拠でもあります。

あとは、その「理想の状態」を求めて、安心して行動すれば良いということが言えます。

今日の問いかけ

あなたが求める「理想の状態」とは、どんな状態ですか?

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