今回のテーマは、「うまくいく法則」です。
望む結果が得られていないのは?
望む結果が得られていないときに、その理由を
「がんばり(努力)が足りないから。」
と考えてしまいがちです。
結果につながることをしているか?
パソコンを例に挙げて考えてみましょう。
‘a’ の文字をディスプレイに表示したいという望みがあるとき。
キーを押してはいるのだけれど、’a’ が表示されない(違う文字が表示される)。
そこで、
- キーを押す力が弱いのではないか
- キーを押す回数が少ないのではないか
- キーを押す角度が悪いのではないか
と考えて、繰り返しキーを押し続けているとします。
しかし、’a’ ではないキーを押し続けていたとしたら、’a’ は一生表示されません。
最後は、疲れ果てて、キーを押すのを止めてしまいます。
この場合は、
- 「努力が足りない。」
- 「がんばりが足りない。」
と考える前に、
「今やっていることが、望む結果を得ることに、つながっているのか?」
をしっかりと検証する必要があります。
結果が出るまでのことをしているか?
一方で、正しく ‘a’ のキーを押しているのに、’a’ が表示されない。
ということも起こり得ます。
あともう少し深くキーを押し込めば、’a’ の文字がディスプレイに表示されるのに、というところで諦めてしまって、違うキーを押すことに移ってしまうという場合です。
結果につながることを、結果が出るまで
このように、うまくいかない(望む結果が得られない)理由には、
「がんばり方が間違っている。」
ということと、
「頑張りが足りない。」
ということが考えられます。
今の自分は、どちらの状態なのかを、しっかり分析して判断できる力が必要です。
むやみに、がんばることだけが望む結果を得る方法ではありません。
もちろん、「望む結果」が明確になっていることが前提ですけどね。
楽な方に流されてしまいがち
一方で人は、楽をしたい生き物です。
頭を使って考えることと、体を動かすことでは、体を動かすことの方が楽なものです。
しかも、体を動かしていれば、何かをやっている気分になれます。
なので、がんばり方が正しいか、正しいがんばり方とはどういうことかを考えるより、とにかくむやみに、行動(努力)し続けてしまいがちです。
そうならないよう、バランスが必要です。
」「
楽してもいいんですけどね。
でも私にとっては体を動かすより、頭を使う方が楽なんです。
そういう人もいます。
」
今日の問いかけ
あなたの「望む結果」は何ですか?
その「望む結果」を得るために、今、必要なことは、もっとがんばることですか?
それとも、正しいがんばり方を見つけることですか?
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