変化を阻む力

過去に、こんなことがありました。

あるクリニックの院長先生の
サポートをしているときのことです。

2週間に1度、クリニックを訪問して、
前後の雑談なども含めて2時間弱
院長室にこもって面談をしていました。

サポートの内容は、
スタッフとのコミュニケーションの強化と
スタッフの言動に振り回されない自己の確立
でした。

何度目かの面談のときに、
スタッフの間でこんな噂が流れている
ということを耳にしました。

「院長先生が洗脳されている」と。

私との面談が終わると、
スッキリした表情で、元気になって、
意気揚々と職場に戻り、
そして、何か新しいことをやり始める。
(スタッフ全員と個別面談をやる
 と言い始める、など)

これは、私に洗脳されているに違いない。
ということらしいのです。

院長先生が、職場の雰囲気を変えるために、
そして何より、ご自身が変化するために
サポートを受けていただいていたのですが、

変化を恐れる周囲の人たちは、
急な変化をする院長先生に
得体のしれない「恐れ」を感じ、

ありもしない噂話をするということで、
抵抗、反発していたのです。

しかし、
変化することに本気だった院長先生は、
そんな噂を物ともせず、一貫性を持って
変化し続けました。

すると、そんな院長先生に影響されて、
少しずつではありましたが、
周囲も変化してきて、
とても雰囲気の良い職場になり、
そして、業績も上向いて来たのでした。

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