第一章
英人が登場し、友達の祐司との会話の中で、自身のことを語る。
英人が祐司に誘われて飲みに行くことになるところから始まる。
それほど親しいワケではない祐司からの誘いに戸惑う英人。
(親しさ:学生時代の同級生。大勢での集まりでは顔を合わし、話もするが、二人で話すことはないし、二人で飲みに行くのも初めて。少しチャラい感じのイメージ)
待ち合わせの店で落ち合う二人。
最初は世間話から始まり、二人で飲むのが初めてでぎこちないことを確認し合う。
少しずつ祐司が語り始める。
最初は、祐司くんの目的が推し量れない。
祐司の話は核心に迫ってくる。
祐司には夢があるようだ。どうしても実現したいという。
その想いを語る祐司。
夢の話をしている人の表情というのは、輝いている。
ところが、そんな祐司の表情が、ふと曇った。
その理由を尋ねると、どうやって実現すれば良いのかが分からないと。
何から始めたら良いのかが分からないという。
いろいろ考えて、悶々としているという。
そして、実現に向けての第一歩を踏み出せない理由を話し始めた。
そして、半年くらい前から、ガラッと雰囲気が変わった英人くんが気になり始めた。
明らかに雰囲気が変わった。
何かを掴んだのではないか、と思った。
それが何なのかは分からなかったが、打てる手がない今、話を聞いてみる価値はあると思った、という。
英人は、祐司の夢への想いの強さを感じた。
一方で、祐司の問題点にも気付いた。
祐司の想いを受け止めた英人は、ある提案をすることを思い立った。
提案をする前に、大事なことを確認する英人。
改めて、想いの本気度を確認した。
本気度を確認できた英人は、思い立ったある提案をすることにした。
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