問題の原因は「自分」にある

 【問題の原因は「自分」にある】

  前回は、

  他人のせい、環境のせいにしても何も変わりません。
  「自分」が変わりましょう。
  というお話をしました。

  これを別の言い方にしてみましょう。

  今、起きている現象、問題の原因は全て自分のせいということです。

  例えば、

  「今の会社は給料が安いから、〜〜〜」
  「うちの女房がうるさいから、・・・」

  と愚痴を言う人がいます。

  でも、ちょっと待ってくださいよ。

  その会社を選んで入社したのは、誰ですか?
  その奥さんを選んで結婚したのは誰ですか?

  誰かに薦められたからといっても、
  最終的に決心したのは「自分」ですよね。

  自分を変えずに、環境を変えても、
  また同じ現象、問題が起こるのは必然です。

  転職をして、会社を変えても、
  いずれ同じような不満は出てきます。

  離婚をして、再婚をして、奥さんを変えても、
  いずれ同じような問題は起こります。

  だって、原因である「自分」が変わっていないのですから。

  ここで、「原因」について、二つの見方をしてみましょう。

  一つ目は、不満や問題を引き起こしているのが「自分」である、
  ということです。

  同じ原因からは同じ結果しか起こらない。
  というのが、「原因と結果の法則」ですよね。

  だから、「自分」が変わらなければ、同じような現象が
  起こってしまうのです。

  二つ目は、起きてる現象を不満に感じたり、問題と考えている
  のが「自分」だから、ということです。

  実は、起きている現象には意味はありません。

  現象には、良い意味も、悪い意味もありません。

  意味を付けているのは「自分」なのです。

  同じ現象に出くわしても、何とも思わない人もいれば、
  それを問題と捉える人もいます。

  現象自体には、意味はないのです。

  このことについては、また別の機会に詳しくお話しますね。

  ということで、

 【今回のまとめ】

  今、起きている現象の原因は「自分」であることを知ろう。

  原因である「自分」が変わらなければ、結果である「現象」も
  変わりはしない。

  「自分」が変わりましょう。

  またまた、お釈迦さまの言葉について、触れることができませんでした。
  さらに、次号に持ち越します。
  (いつのことになるのやら。)

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