【問題の原因は「自分」にある】
前回は、
他人のせい、環境のせいにしても何も変わりません。
「自分」が変わりましょう。
というお話をしました。
これを別の言い方にしてみましょう。
今、起きている現象、問題の原因は全て自分のせいということです。
例えば、
「今の会社は給料が安いから、〜〜〜」
「うちの女房がうるさいから、・・・」
と愚痴を言う人がいます。
でも、ちょっと待ってくださいよ。
その会社を選んで入社したのは、誰ですか?
その奥さんを選んで結婚したのは誰ですか?
誰かに薦められたからといっても、
最終的に決心したのは「自分」ですよね。
自分を変えずに、環境を変えても、
また同じ現象、問題が起こるのは必然です。
転職をして、会社を変えても、
いずれ同じような不満は出てきます。
離婚をして、再婚をして、奥さんを変えても、
いずれ同じような問題は起こります。
だって、原因である「自分」が変わっていないのですから。
ここで、「原因」について、二つの見方をしてみましょう。
一つ目は、不満や問題を引き起こしているのが「自分」である、
ということです。
同じ原因からは同じ結果しか起こらない。
というのが、「原因と結果の法則」ですよね。
だから、「自分」が変わらなければ、同じような現象が
起こってしまうのです。
二つ目は、起きてる現象を不満に感じたり、問題と考えている
のが「自分」だから、ということです。
実は、起きている現象には意味はありません。
現象には、良い意味も、悪い意味もありません。
意味を付けているのは「自分」なのです。
同じ現象に出くわしても、何とも思わない人もいれば、
それを問題と捉える人もいます。
現象自体には、意味はないのです。
このことについては、また別の機会に詳しくお話しますね。
2021.04.15
出来事に意味は無い
【出来事には意味はない。意味を付けるのはその人自身。】図の真ん中に「出来事」があります。「出来事」自体には良い意味も悪い意味もありません...
ということで、
【今回のまとめ】
今、起きている現象の原因は「自分」であることを知ろう。
原因である「自分」が変わらなければ、結果である「現象」も
変わりはしない。
「自分」が変わりましょう。
またまた、お釈迦さまの言葉について、触れることができませんでした。
さらに、次号に持ち越します。
(いつのことになるのやら。)
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