質問の力(羽田さんの話)

質問の力
先日、はねださんからコメントをいただきました。
内容は以下の通りです。

「つい昨日、上司からコーチングしてもらい、
 自分の求めている気持ちを確認することができました。
 その時、自分ひとりでは、考えてもわからないことが、
 相手がいるとできるんだよということを体験してわかりました。
 心理学で言われてるそうです。
 自分の中からでてきた言葉なのですごく大切にしようと
 思いました。」

人間の脳は、質問をされると自動的にその答を探し出す、
という機能が備わっていることが理解できたお話ですね。

一人で考えているときは、自分の脳に自分で質問をして、答を探させて
いるのです。
自分でする質問は、普段の考え方の習慣の延長からしか出てきません。
だから出てくる答も似たり寄ったりのものしか出てこないんですね。
ところが、他の人からの質問は、自分が普段しない質問だったり、
予想外の質問だったりするのです。脳はそんな質問の答を探すので、
自分で質問したときとは全く違った答が出てくるのです。
それが新しい氣付きになるのです。
だから、コーチングは効果的なのです。
そして、プロのコーチであっても、自分で自分をコーチング
するのではなく、他のコーチにコーチングをしてもらうのです。
それは、この原理を知っているからです。

NLPのワークも、ほとんどが二人一組でやります。
目標設定や自分の価値観を探るワークなどは、二人でやる効果が
はっきり分かります。
一人が質問し、その答を記録する。
もう一人は、質問に対して答えるだけ。
答えることに集中できるので、思いもやらない答を口にすることも
あるくらいです。
一人で、質問と答探しと記録をすると、質問したり記録したりする
間に、出てくる答をキャッチしそびれてしまうのかもしれません。

もし、今解決策を見出せない課題を持っているならば、
他の人に質問をしてもらうのも良い方法かもしれませんね。
課題を相手に理解してもらえるように、説明しているだけで、
答が見つかることもありますし、相手が理解しようと思って
質問したことがヒントになることもありますし。

さらに、その相手が質問のスキルを持っている人だったら、
もっと良いのでしょうね。
NLPセミナーに参加して、そんな仲間を作るというのは
いかがでしょうか?

この記事へのコメント
コメントありがとうございました。あれから、もうひとりの自分の存在のようなものを感じるようになりました。強い味方みたいです。強い自分と弱い自分、共存してるんですがイメージの中では、強い自分は、手を差し出しているんです。いつでも。弱い自分は、考えたり、違う方向に行きたくなるんです。でも、強い自分の声が聞こえてきて、「一緒に行こう」って言ってるんですよね。 笑顔と力強い言葉・声に押されるように、いつの間にか手を伸ばす自分がいました。 不思議ですね。
Posted by はねだ at 2005年01月20日 23:55

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