こんばんは。木村です。
昨日は、
「思考のクセ」を見つける
【着眼点1】思考は現実化する
について、事例を挙げて説明しました。
23の今回は、
【着眼点2】繰り返し起こっている問題
について説明します。
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【着眼点2】繰り返し起こっている問題
「今起きている問題は、
実は過去にも似たようなことが起こっていないか?」
というアプローチです。
03に書いた、対症療法と根治療法の話につながります。
過去の問題解決を対症療法だけで済ませてしまっている場合は、
似たような問題が、登場人物を変えて、再発します。
過去の経験が根治できていれば、
似たような問題は起きなくなるか、
似たような出来事が起きたとしても、
それを問題だと捉えることはなくなっているはずです。
この辺りがチェックポイントです。
繰り返し、似たような問題が起きている、
問題だと捉えてしまっている、
としたら、そこにパターンを見出すことができれば、
「思考のクセ」が浮かび上がってくるのです。
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【着眼点2の事例】
これは、相談を受けた事例ではなく、
友人との会話でのことなのですが。
転職を繰り返す友人Hのお話です。
友人H:転職しようと考えている。
私:どうしたの?
友人H:上司と考え方が合わなくて。
私:前もそんなこと言って、
今の会社に転職したんじゃなかったっけ?
友人H:だって、上司ったら、こんなこと言うんだぜ。
・・・(上司が言ったこと、したことを説明)・・・
(注:カモフラージュの論点ズラしと自己正当化)
私:転職するのは、君の自由だけど、
今のままで転職しても、また転職先で同じことが起こる
と思うよ。
友人H:なにそれ?
私:上司と折り合いが合わないのは、
上司の問題もあるかもしれないけれど、
君にも原因があるんじゃないか? ってこと。
君が変わらなければ、
また同じことの繰り返しになるだけだよ。
このような会話のあと、友人Hには、
「自分の考えが唯一絶対的に正しくて、
自分の考えと違う考えは間違いで、受け入れない」
という「思考のクセ」があることが分かりました。
だから、自分と違う意見を持つ上司を受け入れることができず、
反発・批判をしてしまう、
ついには、一緒に仕事ができないと思ってしまう。
ということだったのです。
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今日は、ここまでです。
明日は、
【着眼点3】投影と相似
について説明します。
では、また明日の19:15ころにメールしますね!
お楽しみに。
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