思考の癖発見・矯正-24

こんばんは。木村です。

昨日は、

「思考のクセ」を見つける
【着眼点1】思考は現実化する

について、事例を挙げて説明しました。

23の今回は、

【着眼点2】繰り返し起こっている問題

について説明します。

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【着眼点2】繰り返し起こっている問題

「今起きている問題は、
 実は過去にも似たようなことが起こっていないか?」

というアプローチです。

03に書いた、対症療法と根治療法の話につながります。

過去の問題解決を対症療法だけで済ませてしまっている場合は、
似たような問題が、登場人物を変えて、再発します。

過去の経験が根治できていれば、
似たような問題は起きなくなるか、
似たような出来事が起きたとしても、
それを問題だと捉えることはなくなっているはずです。

この辺りがチェックポイントです。

繰り返し、似たような問題が起きている、
問題だと捉えてしまっている、

としたら、そこにパターンを見出すことができれば、
「思考のクセ」が浮かび上がってくるのです。

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【着眼点2の事例】

これは、相談を受けた事例ではなく、
友人との会話でのことなのですが。

転職を繰り返す友人Hのお話です。

友人H:転職しようと考えている。

私:どうしたの?

友人H:上司と考え方が合わなくて。

私:前もそんなこと言って、
  今の会社に転職したんじゃなかったっけ?

友人H:だって、上司ったら、こんなこと言うんだぜ。
    ・・・(上司が言ったこと、したことを説明)・・・
    (注:カモフラージュの論点ズラしと自己正当化)

私:転職するのは、君の自由だけど、
  今のままで転職しても、また転職先で同じことが起こる
  と思うよ。

友人H:なにそれ?

私:上司と折り合いが合わないのは、
  上司の問題もあるかもしれないけれど、
  君にも原因があるんじゃないか? ってこと。

  君が変わらなければ、
  また同じことの繰り返しになるだけだよ。

このような会話のあと、友人Hには、

「自分の考えが唯一絶対的に正しくて、
 自分の考えと違う考えは間違いで、受け入れない」

という「思考のクセ」があることが分かりました。

だから、自分と違う意見を持つ上司を受け入れることができず、
反発・批判をしてしまう、
ついには、一緒に仕事ができないと思ってしまう。

ということだったのです。

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今日は、ここまでです。

明日は、

【着眼点3】投影と相似

について説明します。

では、また明日の19:15ころにメールしますね!
お楽しみに。

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