問題は問題だと思っている人の中で起きている。

 

上記2つの記事では、
「状況を問題だと捉えるタネはクライアントの中にある」というお話をしてきました。

この辺りをもう少し突っ込んで解説してみたいと思います。

ここでは、私の中にある小さなタネを5つ、題材にしたいと思います。

コーチをしている身でありながら、問題を抱えている自分をさらけ出すことになるので、
少し恥ずかしいですが、行ってみましょう!

まとめ

「1.自転車は左側通行でしょうが!!」は、自分のこだわりによって、
自分がしないように気をつけていること。
それなのに、それを平気でやっている他人が気に入らないという例です。

「2.音を立てて食べないで!」は、親から刷り込まれた価値観によって、
自分がしないように気をつけていること。
それなのに、それを平気でやっている他人が気に入らないという例です。

「3.鼻はすすらず、かんで欲しい。」は、自分が作ったルールによって、
自分がしないように気をつけていること。
それなのに、それを平気でやっている他人が気に入らないという例です。

「4.大きな声で話せません。」は、自分が他人に対してするジャッジを、
自分も他人にされてしまうのではないか、ということによって、
自分ができなくなってしまっているという例です。

「5.自分から話しかけられません。」は、子どものころの勘違いにより、
自分を守るために決めたルールによって、自分ができなくなってしまっている
という例です。

問題のタネが私の中にあるということが分かっていただけたでしょうか?

そして、私の中にある問題のタネを解決しなければ、登場人物が入れ替わったとしても、
同じ問題が繰り返されるということが分かっていただけたでしょうか?

今回挙げた例は、どれもそれほど重大な問題ではないので、

  • 「私の問題を、あなたのそんなちっぽけな問題と一緒にしないで!」

と思われるかもしれません。

今は、まだ、そのように思っていてもらっても構いません。
私のちっぽけな問題の場合には、
私の中にタネがあるということを分かっておいてくださいね。

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