1.自転車は左側通行でしょうが!!

私は、自宅から最寄駅まで自転車で移動します。
その他、近所での買い物や用事のときにも、自転車で移動することがあります。

自転車移動するとき、私は「自転車は左側通行」を守ろうとしています。
道路交通法的には正しいことです。

ところが、右側通行をしてくる対向自転車と出会うことがあります。
私が「自転車は左側通行」にこだわっているので、
右側通行をしてくる自転車を鬱陶しく、邪魔に感じます。

ときには、「自分の方が正しいのだから、絶対に譲らないぞ」と思うこともあります。

「自転車は左側通行だろ!」と心の中で叫びます。
声に出して叫ぶほどの度胸はありません(^^;)

  • この仕組み、分かります?

この際、道路交通法的に正しいか、そうでないかは問題にはしません。

つまり、右側通行している自転車に

  • 「自転車は左側通行だろ!」と言いたいのは、
    自分自身にも同じことを言っている、言いたいからなのです。

もし私がもう少し柔軟な考え方をすれば、

  • 「右側を走る必要があるときもあるよね」

と許せるのかもしれません。

もっと言うと、私が「自転車は左側通行」に全くこだわっていなかったら。
そもそも、右側通行をしている自転車を気に留めることもないでしょう。

一方、右側通行で走っている自転車の主は、
「自転車は左側通行」に全くこだわりがないから、右側通行をしているワケです。
そして、「自転車は左側通行でしょうが!」とも思っていないワケです。

私にとっては、右側通行する自転車は邪魔で、鬱陶しくて、
心をザワつかせるモノですが、他の人にとっては、全くそんなモノではないのです。
ましてや、右側通行する自転車の主にとっては、・・・。

ということで、私が、右側通行する自転車が問題だ思うのは、
私の中に「自転車は左側通行」というこだわりがあるから
ということが分かっていただけたでしょうか。

もう一度言いますが、道路交通法的にどうか、
という視点は抜きにして話していますからね。

この事例は、私の人生に大きな影響を及ぼすほどのコトではありません。
自分の心の動き、その仕組みを考えるのに良い題材だと思っています。
現に、ここでネタにしているくらいです(^^)

関連記事

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP