③「快」追求型、「不快」回避型
これは行動の理由によるタイプ分けです。
人が行動を起こすときの理由として、
・「快」を求めるため
・「不快」を避けるため
の二つがあるというお話をしましたが、
このタイプ分けは、どちらの理由でより強いモチベーションを感じるか、
ということでのタイプ分けです。
a.「快」追求型
「○○したら、△△(良い状態)になれる」ということが分かると
モチベーションが上がる。
b.「不快」回避型
「○○しないと、□□(悪い状態)になっちゃう」ということが分かると
モチベーションが上がる。
例1
あなたの製品(サービス)を導入することを検討しているお客様に対して、
「快」追求型の場合は、
「この製品(サービス)を導入すると、こんな良いことになりますよ」
という説明に響きます。
「不快」回避型の場合は、
「この製品(サービス)を導入しないと、こんな悪いことになってしまいますよ」
という説明に響きます。
逆に、「快」追求型の人に
「この製品(サービス)を導入しないと、こんな悪いことになってしまいますよ」
と説明したり、
「不快」回避型の人に
「この製品(サービス)を導入すると、こんな良いことになりますよ」
と説明したりしても、
お客様には響きません。
かえってモチベーションを下げてしまう場合もありますので、
お客様がどちらのタイプなのかを、
普段の会話でどんな言い回しをしているのか、
どんな判断の仕方をしているのか、
を観察することによって、キチンと把握するようにしましょう。
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