8.理想の状態になるためにできることは何ですか?
前ステップで、阻んでいるモノがないと分かったり、阻んでいるものを取り除いたり
できたら、次は理想の状態になるためにできることを考えます。
ここでは、
- できる/できない
- やりたい/やりたくない
- 効果がありそう/なさそう
ということは考えずに、選択肢(アイデア)をたくさん洗い出してもらいます。
選択肢がたくさんあると、後々の心の余裕につながるからです。
選択肢をたくさん洗い出すことができたら、その中から、
現実的で、効果が上がりやすそうな選択肢を選び出します。
このとき、クライアントご本人に対する影響だけでなく、
関係者にとってどんな影響があるかまで考えて選択肢を選びます。
問題解決につながる、現実的で、効果が上がりやすそうな選択肢でも、
それがクライアントご本人や関係者を犠牲にしてしまうようなモノであっては
いけないからです。
しかし、ここで、現実的で、効果が上がりやすそうで、
誰も犠牲にならない良い選択肢があったとしても、
それを行動に移せそうにないことがあります。
物理的な障害や心理的な抵抗がある場合です。
物理的な障害の場合は、それを取り除く方法を考えて、実行します。
心理的な抵抗の場合は、心理面にアプローチをするワークをします。
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