内容:
自然界の物は、成長するか、死に向かっているかのどちらかの状態しかありません。
解説:
私たちの体を構成している細胞は、常に生まれ変わっています。
昨日の自分を構成していた細胞と今日の自分を構成している細胞は同じではありません。
細胞の生まれ変わりが早ければ成長し、遅ければ死に向かっているということです。
教訓:
仕事柄、人とお話することが多いのですが、ときどき聞くのが、
「今のままでいいんです」
というセリフです。
特に、物欲があるワケでも、向上心があるワケでもないのです。
物欲や向上心がないことを責めるつもりはありません。
(それには、それなりの理由が隠されている場合もありますので)
問題は、「今のまま」という点です。
今、われわれが置かれている状況は、時々刻々変化しています。
その中にいて、「今のまま」でいるということは、
変化し続けなければいけないということになります。
しかし、「今のままでいい」という意味は、
「変化しなくていい」「変化したくない」ということです。
置かれている環境が変化している中で、
変化しなければ、「今のまま」ではいられないはずなのです。
自然界における動物は、成長するか、死に行くか、のいずれかしかないのです。
現状維持はないのです。
もちろん、生き物としての物理的な成長、老いがあるのは仕方がありません。
しかし、精神的、文化的な成長はいつまでも選んでいきたいものです。
」「
成人すれば、身体的な成長は終わります。
ということは、そこから先は精神的・心理的な成長をする時間なのです。
」「
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