サーカスの芸をする蚤(ノミ)

内容:

普通のノミは自分の体の何十倍、何百倍の高さまで、ジャンプする能力を持っています。
しかし、サーカスの芸をする蚤はそれ程ジャンプしません。

解説:

サーカスで芸をするのには、それ程のジャンプ力は必要ありません。
というより、それほどのジャンプ力があってはダメなんです。

芸は見せ物なので、ほどよくジャンプしてくれれば充分なのです。

そこで、蚤の調教師は、普通の蚤を小さな箱の中にしばらく入れておきます。
普通の蚤なので、ジャンプ力があります。

しかし、小さい箱の中にいるので、ジャンプするたびに天井にぶつかってしまいます。
蚤も生き物なので、ぶつかることは苦痛です。

何度か天井にぶつかった蚤は、苦痛から逃れるために、
天井にぶつからない程度にジャンプすることを覚えます。


はい。


サーカスの蚤のできあがりです。

教訓:

あなたは、サーカスの蚤のようになっていませんか?

過去には、夢や目標を持っているときがありました。
その夢・目標に向かってがんばっていました。
しかし、報われることがありませんでした。

そんな経験をしてしまい、
「夢を追いかけたって、どうせ報われないんだ」
というすり込みができてしまってはいませんか?

自分で自分を調教してしまったという例です。


もしくは、
過去には、夢や目標も持っているときがありました。
しかし、周囲の人に反対されたり、バカにされたりして
チャレンジする前から諦めてしまいました。

いわゆる、ドリームキラー(夢をつぶす人)の影響
を受けてしまったという経験です。

親や学校の先生、先輩などから、

「おまえにはムリだ」
「そんなことができるワケない」

などと言われ続けてきた場合です。

本当は、あなたにとってムリだったのではなく、
それを言っている本人にとって無理だっただけなのです。

本当は、あなたにとって、できるワケないことだったのではなく、
それを言っている本人にとって、できるワケないことだっただけなのです。

周りのドリームキラーに調教されてしまったという例です。


あるいは、あなたが周りの人に、ノミの調教師のようなことしていませんか?


もともとは能力があるのに、それを発揮するのをやめてしまうことほど
自分らしくない、もったいないことはないですね。


本来の能力を思い出して、自分らしさを発揮しようではないですか!

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