長期目標と短期目標

ここまでで目標設定の必要性、目標設定の方法をお伝えしてきました。

ここでは、目標設定の注意点を2点お伝えしようと思います。

その2点とは

  1. 分野のバランス
  2. 短期目標と長期目標の位置関係

です。

2.短期目標と長期目標の位置関係

長期的な大きな目標を持っている場合に、その長期的な大きな目標を実現するために、途中段階としての短期目標を設定することがあります。

このときに注意したいことがあります。

それは、

現在地と短期目標を結んだ延長線上に、本当に長期的な大きな目標がありますか?

ということです。

長期目標の途中段階として設定した短期目標が、実は途中段階ではなく少しずれていたとしたら。

一所懸命、短期目標を達成するために力を尽くして来たにも関わらず、氣が付いたら、長期目標とは違う方向へ進んでしまっていた。

なんてことになってしまったら、不幸ですよね。

以下のような場合もそうです。

ポルシェを買うというのが目標の人がいたとします。

ポルシェといえば素晴らしいスポーツカーです。

その人は、ポルシェに乗ることで「優越感」を感じたいという欲求があったとします。

そして、力を尽くして仕事をして、節約してお金を貯めて、ようやくポルシェを購入しました。

喜び勇んで、ポルシェに乗り込み、さっそうと走りました。

ところがです。

思っていたほどの「優越感」が感じられません。

何だかちょっと違うのです。

こんなことって、実際ある話なんです。

海外でゆっくり生活したいと願って、実現したけれど、実際には退屈過ぎたなんて話があるのです。

どういうことかというと、本当に欲しかったのは、感情だったのです。

ポルシェの場合は「優越感」なのかもしれません。

海外移住の場合は「充実感」なのかもしれません。

それは、人それぞれですが、最終的に欲しかったのは、感情だったのです。

その感情を得るために、ポルシェだったり、海外移住だったりという目標を設定して突き進んで来たのに、それを達成しても本来の目標だった感情が得られなかったら、こんな不幸なことはないですね。

逆に、本来の目標だった感情を味わえるのならば、ポルシェでなくても、海外移住でなくても、例えば、テニスをすることでその感情が味わえるのならば、テニスをしても良いのです。

このように、長期目標、最終的に欲しいものと短期目標、目の前の目標とが直線上にあるものなのかを、チェックすることをお奨めします。

そして、もっとカンタンにその長期目標や最終的に欲しいものを達成、得られる手段があるのならば、そちらに力注いだ方が、はるかに幸せだと思いませんか?

長期目標を達成したら幸せになれると考えるより、幸せを感じながら長期目標を達成できたら良いですよね。

ということで、短期目標と長期目標の位置関係には注意をしましょう。


一面銀世界の雪原を歩いていることを想像してください。

そこは、自分の足跡以外付いてないまっさらな雪原です。

見えているのは遠くにある一本の木だけです。

そして、その木よりはるか先に山が見えるだけです。

木まで最短距離でたどり着きたいと思っています。

あなたならどうしますか?

ただひたすらに、木だけを見て歩けばいいと思いますか?

他に目印がない雪原を歩いていると、真っ直ぐ歩いているつもりでも、曲がってしまいます。

後から自分の足跡を振り返ると、あちこち曲がっています。

では、どうすればまっすぐ最短距離で歩けるでしょうか。

ヒントは遠くに見えている山です。

木と山が同じ角度で見え続けるように歩くのです。

木と山頂が重なって見えるように歩ければ一番分かりやすいですね。

その角度を維持したまま歩けば、まっすぐ歩くことができます。

このように、短期の目標と長期の目標を持つことが大切です。

短期の目標だけ見て進むと道がブレてしまいがちです。

長期と短期の目標を両方見ることで、ブレずに進みやすくなります。

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