今回のテーマは、「チャンスをゲットする方法」です。
チャンスは、どんな人に訪れるのか?
「チャンスは、準備ができている人に、訪れる。」
というのを聞いたことがありますか?
例えば、海外赴任をしたい、と願っているビジネスパーソンが2人いることを想像してみてください。
Aさんは、いつ辞令が下りても大丈夫なように、普段から語学を学んでいます。
Bさんは、いつか語学を学びたいなぁ、と思っているだけです。
その他の仕事のスキルなどは、すべてほぼ同等です。
ちょうどその時、2人の上司のところに、海外支社に1人赴任させるので、誰か候補を挙げて欲しい、という話が湧き上がりました。
その上司は、AさんもBさんも、赴任させるには相応しい人物、ビジネスパーソンだと思っています。
ここで、もしその上司が、Aさんが語学を学んでいることを知っていたとすれば、
「Aさんを指名しよう。」
という気持ちになる可能性が高いと思いませんか?
「チャンスは、準備ができている人に、訪れる。」
というのは、こういうことを言っているのですね。
いつでもしっかりチャンスを受け取れるように、準備をしておきたいものです。
チャンスを受け取る準備はできているか?
「そうは言っても、私はどちらかというと、Bさんタイプかも。」
とか、
「準備をしておきたいとは思っているけれど、なかなか準備ができない。」
という場合はどうしたら良いでしょうか?
上司が、海外赴任を任せるならば、語学を学んでいるAさんを指名したくなる、としましたが、会社というのは、そう単純ではない場合があります。
Bさんを鍛えるために、あえてBさんを指名する場合もあります。
では、指名されたBさんのことについて考えてみましょう。
海外赴任したいと願っていて、語学を学ぼうとは思っていながら、まだ学べていないBさん。
そんなときに、海外赴任の辞令が下りました。
このときのBさんの反応としては、2つ考えられます。
ポジティブな反応とネガティブな反応の2つです。
「うわっ、語学を学んでおけば良かったなぁ。
でも、これはチャンスだ。ラッキー!
この機会に、赴任までにしっかり語学を学ぼう。」
というポジティブな反応。
「うわっ、語学を学ばなくちゃと思いながら、何にもしてなかった。
海外赴任大丈夫かなぁ?
まだ準備ができてないから、今回は辞退しちゃおうかな。」
というネガティブな反応。
ちょっと極端かもしれませんけどね(笑)
確かにBさんは、
「語学を学んでおく」
という準備はできていませんでした。
しかし、海外赴任の辞令を受ける、心の準備ができていて、ポジティブな反応ができたのであれば、この辞令をチャンスにすることができますね。
ネガティブな反応をしてしまったら、せっかくのチャンスを逃すことになってしまいます。
チャンスが来たら、いつでも対応できる、心の準備をしておくことも大切だということです。
今日の問いかけ
あなたは、いつでもチャンスを受け取れるよう、どんな準備をしていますか?
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