前回は、
「もし、今、望む結果が得られていないなぁと思うなら、まず自分を変えてみることから始めてみましょう。」
というお話をしました。
今日はその続きです。
「まず自分を変えてみることから始めてみましょう。」
と書きました。
変えるのはあくまでも「自分」です。
「他人」や「環境」を変えるのではないですよ。
前回の例え話で言いますと、
- ”b”の文字をディスプレイに表示したいのに、
- ”a”のキーを押し続けてしまっている。
このときに、
「このパソコンはおかしい。」
とパソコンのせいにしても意味がありませんね。
さらに、パソコンを他のものに入れ替えても仕方ないのです。
こんな例え話もあります。
鏡で自分の顔見てみたら、とても汚い顔をしています。
(醜い顔ではないですよ、汚れているということですよ。)
このときに、
「私は、こんな汚い顔なんかしてないっ!!!」
といって、鏡をたたき壊しても意味がないですね。
すぐに顔を洗いましょう! ということです。
そうでなければ、汚れた顔をいつまでも人前にさらし続けることになります。
ということで、
原因を自分の中に求めて技術が上達した
木村さんのアドバイスの中にこんな言葉がありました。
「自分の課題・問題点の解決策は自分の中にある。」
僕はそれまで、試合に勝てなかったり、ミスをしたりして、反省するときに、
「今日はシャトルの調子が良くないから、ミスを沢山したんだ。」
「今日ダブルスの試合で勝てなかったのは、パートナーの技術が無いからだ。」
と、他人や環境のせいにする部分が多々ありました。
「自分の課題・問題点の解決策は自分の中にある。」
というアドバイスをいただいて気がついたことは、
「自分は環境や他人のせいにしているから、技術が伸び悩んでいるんだな。
環境や他人は簡単に変わることはできないけど、原因を自分に追求するから技術が上達していくんだな。
それで自分が変化することで、ダブルスのパートナーも変化するんだな。」
ということでした。
僕は今、ミスをした時、試合で勝てなかった時、原因は全て自分に向けて考えています。
その結果、練習に参加する時、毎回の練習に新鮮味を感じことができるようになり、練習中の集中力が大きく上がりました。
練習後の反省の時、自分に原因を求めた事で、良くしていかなければいけない点が毎回の練習で現れるようになり、次の練習の課題が毎回しっかり決まるようになりました。
課題が毎回違うので、毎回の練習に新鮮味が現れ、その課題をこなしていこうという意識があるので、集中力も増しました。
これをしたことで今までの技術の上達の仕方に比べ、確実に早いペースで上達できるようになりました。
2021.04.15
問題の原因は「自分」にある
【問題の原因は「自分」にある】 前回は、 他人のせい、環境のせいにしても何も変わりません。 「自...
【今回のまとめ】
もし、今、望む結果が得られていないなぁと思うなら、まず「自分」を変えてみることから始めてみましょう。
他人のせい、環境のせいにしても何も変わりません。
「自分」が変わりましょう。
前回、お釈迦さまの言葉について、触れることができませんでしたので、次号でお話します、といいながら、今回も触れることができませんでした。
さらに、次号に持ち越します。
(このように、ここに書いて置けば、私も忘れませんので)
●メッセージいただきました。
本当にうれしいことに、第2号を読まれた読者の方からメッセージをいただきました。
ご本人さまの承諾を得て、ここで紹介します。
メッセージをいただいたのは、東京都の鈴木さんです。mixiからメッセージいただきました。
> キーボードの例えが非常に分かりやすく、
> 自分は「a」を押し続けるどころか、見当違いの「x」や「z」、
> ときには「delete」(笑)を押してるかもしれないと思ってしまいました。
「非常にわかりやすく」と言っていただいて、うれしいです。
ありがとうございます。
このメルマガでは、できるだけ理解していただきやすいように例え話を多用していこうと考えています。
分かり易かった、分かりにくかっただけでも良いのでメール、メッセージいただけたら嬉しいです。
そして、「〜と思ってしまいました。」とおっしゃっています。
素晴らしいことですね。
って、何が素晴らしいのでしょうか?
思い出していただくためにもう一度書きますね。
前回は、
「もし、今、望む結果が得られていないなぁと思うなら、まず自分を変えてみることから始めてみましょう。」
ということでした。
では、「自分を変えてみる」必要があるときってどんなときでしょうか?
前半部分の「望む結果が得られていないなぁと思う」ときですよね。
何が言いたいのかと言いますと、
望む結果が得られているのか、得られていないのか、に氣付くことができなければ、
「望む結果が得られていないなぁと思う」
ことはできないのですよ。
ここ大事なことなので、もう一度書きますよ。
望む結果が得られているのか、得られていないのか、に氣付くことができなければ、
「望む結果が得られていないなぁと思う」
ことはできないのですよ。
ということは、「自分を変えて」みようとも思えないのです。
この「氣付く」力って、とっても大事なことなので、このテーマに関しては、次回以降に取り上げますね。
お楽しみに〜。
あなたからのメール、メッセージを楽しみにお待ちしております。
バックナンバー希望と同じ要領で、メッセージいただけたら最高です。
ありがとうございます。
」「
「自分を変える。」
と伝えると、
「私が悪いって言うんですか?」
と食って掛かってくる人がいます。
人格を変えましょうと言っているのではなく、もちろん、その人が悪いと言っているわけでもありません。
「自分の行動を変えましょう。」
ということを言っています。
行動・選択・判断基準・考え方を変えましょうと言っているのです。
今までの行動・選択・判断基準・考え方では、今までと同じような結果しか得られないですから。
」「
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