遠慮と謙遜は捨てろ

今回のテーマは、「心構え・立ち居振る舞い」です。

人生の達人になる秘訣

人生の達人になる秘訣を教えてもらったことがあります。

「遠慮と謙遜は捨てろ。」

ということです。

遠慮はしない

例えば、セミナーや講演会が終わった後の、懇親会やお茶の席に、あこがれの人(講師やあの人みたいになりたいと思う人)が、参加してくれたとします。

そのあこがれの人の隣の席が空いていたときに、遠慮をして座らない人がいます。

主催者が促しても座らない、逆に他の人に譲ってしまう人もいます。

せっかくのチャンスに遠慮してどうするんですか?

そのあこがれの人が、その人たる所以を、身近に観察できるチャンスです。

そのあこがれの人は、

  • 参加者にどのような気配り、心配りをするのか
  • その場を和やかにするために、盛り上げるために、どんなことをするのか
  • 質問に対して、どのように答えるのか
  • などなど、・・・

いろいろなことを受け取ることができます。

↓に書きましたが、遠くから見ているより、近くで見て、聞いて、感じることで、効果的に吸収できるのです。

遠慮をしていて、良いことは何もありません。

謙遜はしない

また、謙遜もいけません。

↓に書きましたが、

よく見かける光景として、褒められたときに、

「そんなことありませんよ~。」

と答える人がいます。

謙遜は美徳のように思われているのかもしれませんが、この応答は、相手のホメ言葉を否定していることになります。

「せっかく褒めたのに、受け取ってもらえなかった。」

「本心で褒めたのに、お世辞扱いされた。」

と相手の方の気分を害してしまいかねません。

ここでは、

「ありがとうございます。嬉しいです。」
「もったいないお言葉ですが、嬉しいです。」

と受け取ってみましょう。

喜んでいるあなたを見て、褒めた方も気分が良くなるでしょう。

「こんなに喜んでくれるのなら、また褒めちゃおう。」

と思ってくれるかもしれません。

そうなれば、お互いの縁はさらに深まります。

褒める、喜ぶ、という良い気分の循環になります。

謙遜と似たものに、謙虚というのがあります。

謙虚さは必要です。

誰からでも、どんなことからでも学ぶ姿勢は大切です。

謙遜と謙虚は違う

謙遜と謙虚は同じようですが、少し違います。

謙遜とは、へりくだることで相手を立てることです。

謙虚とは、驕らずに相手を尊重して受け入れることです。

謙遜はしないほうが良いですが、謙虚であることは大切なことです。

今日の問いかけ

人生の達人になるために、次の機会から、あなたはどんな立ち居振る舞いをしようと思いますか?

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