今回のテーマは、「心構え・立ち居振る舞い」です。
人生の達人になる秘訣
人生の達人になる秘訣を教えてもらったことがあります。
「遠慮と謙遜は捨てろ。」
ということです。
遠慮はしない
例えば、セミナーや講演会が終わった後の、懇親会やお茶の席に、あこがれの人(講師やあの人みたいになりたいと思う人)が、参加してくれたとします。
そのあこがれの人の隣の席が空いていたときに、遠慮をして座らない人がいます。
主催者が促しても座らない、逆に他の人に譲ってしまう人もいます。
せっかくのチャンスに遠慮してどうするんですか?
そのあこがれの人が、その人たる所以を、身近に観察できるチャンスです。
そのあこがれの人は、
- 参加者にどのような気配り、心配りをするのか
- その場を和やかにするために、盛り上げるために、どんなことをするのか
- 質問に対して、どのように答えるのか
- などなど、・・・
いろいろなことを受け取ることができます。
↓に書きましたが、遠くから見ているより、近くで見て、聞いて、感じることで、効果的に吸収できるのです。
2021.04.01
モデリング(餃子づくりにて)
今回のテーマは、「うまくいく法則」です。 モデリング 「モデリング」って、ご存知ですか? ...
遠慮をしていて、良いことは何もありません。
謙遜はしない
また、謙遜もいけません。
↓に書きましたが、
2021.04.15
与える自分と受け取る自分
「与える」自分と「受け取る」自分が、同時に存在する場合とは? ↑の続きのお話です。 「与える」自分が...
よく見かける光景として、褒められたときに、
「そんなことありませんよ~。」
と答える人がいます。
謙遜は美徳のように思われているのかもしれませんが、この応答は、相手のホメ言葉を否定していることになります。
「せっかく褒めたのに、受け取ってもらえなかった。」
「本心で褒めたのに、お世辞扱いされた。」
と相手の方の気分を害してしまいかねません。
ここでは、
「ありがとうございます。嬉しいです。」
「もったいないお言葉ですが、嬉しいです。」
と受け取ってみましょう。
喜んでいるあなたを見て、褒めた方も気分が良くなるでしょう。
「こんなに喜んでくれるのなら、また褒めちゃおう。」
と思ってくれるかもしれません。
そうなれば、お互いの縁はさらに深まります。
褒める、喜ぶ、という良い気分の循環になります。
謙遜と似たものに、謙虚というのがあります。
謙虚さは必要です。
誰からでも、どんなことからでも学ぶ姿勢は大切です。
謙遜と謙虚は違う
謙遜と謙虚は同じようですが、少し違います。
謙遜とは、へりくだることで相手を立てることです。
謙虚とは、驕らずに相手を尊重して受け入れることです。
謙遜はしないほうが良いですが、謙虚であることは大切なことです。
今日の問いかけ
人生の達人になるために、次の機会から、あなたはどんな立ち居振る舞いをしようと思いますか?
関連項目
2021.03.23
誰からでも何からでも学ぶことはできる
身なりの整った紳士 みすぼらしい格好のホームレス あなたなら、どちらの人から...
2021.03.19
自己重要感が重要
「大事にされていない感」 バカにされた放っておかれた蔑ろにされた後回しにされた気づいてくれなかった相手にしてくれなかった ...
2021.04.15
受取力とは?
【受取力】養成無料メール講座を受講いただき感謝いたします。 このメール講座では、あなたの人生を豊かに、幸せにする【受取力】...
コメント