スタッフに作業依頼をするときに注意すると良いことは?

スタッフに何か作業を依頼するときに、どんなことに気をつけていますか?

今回は、スタッフに作業を依頼するときに
注意すると良いことについてお話します。

スタッフのパフォーマンスやモチベーションの昇降に
関わることなので、ちょっとしたことですが、
実践することのメリットは大きいです。

それでは、本題に入ります。

作業を依頼するときには、予め、その作業が

・単発の作業なのか
・今後、繰り返し発生する作業なのか
・今後、その作業をその人に任せたいのか、

をハッキリと伝えておくことが大事です。

人間の記憶には、短期記憶と長期記憶の
2種類あることが知られています。

文字通り、短期記憶は、短期間だけ保持できる記憶です。
記憶できる容量は小さく、限られています。

長期記憶は、長期間保持できる記憶です。
記憶できる容量はかなり大きいです。

単発の作業ならば、短期記憶で十分です。
繰り返し発生する作業でも、
その都度、やり方を教えることができるならば
同じく、短期記憶で良いでしょう。

繰り返し発生する作業で、何度もやり方を教えていられない場合、
もしくは、今後、その作業はその人に担当してもらうという場合、
そういうことならば、長期記憶に入れる工夫をしてもらう必要があります。

長期記憶に入れないまでも、本人なりの作業手順書のようなモノを
作った方が良いでしょう。

そういうことなので、
今後、その作業はその人に担当してもらうという場合には、

「3回までは教えてあげるから、その間に覚えて、
 一人でできるようになってね。」

などと、最初に伝えておくと良いでしょう。

このことを怠ると、

単発の作業なのに、
本人なりの作業手順書のようなモノを作ってしまっては、
時間と労力のムダになってしまいます。
(=パフォーマンスの低下)

「せっかく作ったのに、ムダになってしまった。」

とモチベーションまで下がってしまいます。

繰り返し発生する作業なのに、
毎回、短期記憶で対応していたら、
毎回毎回、[[name1]]さんの手が煩わされる
ことになってしまいます。

これでは、スタッフのパフォーマンスも悪いですし、
[[name1]]さんのパフォーマンスも下がってしまいます。

さらには、[[name1]]さんが

・「早く覚えてね。」
・「いつになったらできるようになるの?」
・「何回言ったら覚えられるの?」

などと口走ってしまっては、

「え? これって、私が覚えなければいけないことだったの?」

と、そのスタッフのモチベーションは急降下してしまいます。

こんなことになってしまわないように、
予め、その作業を依頼する目的や最終形を提示すると良いでしょう。

このような形(メールマガジン)で指摘されると、

「そんなこと当たり前のことだよ!」

と思われるかもしれませんが、
日常の中では、結構忘れられがちなことです。

ちょっとのことなので、気をつけてみてくださいね。

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