「コミュニケーション力」が求められている
今、社会では「コミュニケーション力」のある人材が求められています。
ところで、あなたには「コミュニケーション力」はありますか?
それを考える前に、そもそも「コミュニケーション力」ってどんなものか分かりますか?
今ほど「コミュニケーション力」が求められている時代はありません。
しかも、社会だけではなく、個人に目を向けてみても、「コミュニケーション」は、日々の暮らしに密接に関わりがあり、ときには人生を大きく左右してしまうほどの影響があるものです。
それにも関わらず、なぜか「コミュニケーション力」とは何か、どんなものなのか、どうやって身に付ければ良いのか、学校では教えてくれません。
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「コミュニケーション」というブラックボックス
人見知りで、人と接するよりも、パソコンや機械を相手にする方が好き、ということで、理系・技術系に進んだ私。
そんな私には、「コミュニケーション力」とはどんなものなのか、どうしたら身に付けられるものなのか、分かりませんでした。
私には「コミュニケーション」がブラックボックスにしか見えなかったからです。
「コミュニケーション力」を身に付ける旅のはじまり
私は、システムエンジニア、プロジェクト・マネジャーとして働いていたサラリーマン生活を10年で辞め、独立することにしました。
これからは、人見知りだなんて言ってられないということで、「コミュニケーション」を学ぼうと思いました。
すると、その学びが楽しくて、心理学、脳科学、スピリチュアル、・・・、など、数珠つなぎに学び、吸収していきました。
たくさんの本を読み、多くのセミナーに参加しました。
もちろん、素晴らしい本・セミナーとたくさん出会いました。
今までに出会ってきた、たくさんの本、多くのセミナー、それらの内容は、どこか情緒的だったり、精神論的だったり、対症療法的だったり、というものが少なくありませんでした。
身に付けたいスキルや起きている問題と、それに対応する策が合っていないように感じることがありました。
分かったような気にはなるけれど、上手に使いこなせるようになっていないと感じることがありました。
元エンジニアとしては、「ココがこうなっているから問題が起きていて、このように直すと解決できるよ」と説明された方が納得感があるのに、と思っていました。
ブラックボックス解読へのチャレンジ
「コミュニケーション」というと、まっさきに思い浮かべるのは「他者とのコミュニケーション」だと思います。
しかし、一方で「自分自身とのコミュニケーション」というのもあります。
元エンジニアとしての視点からすると、大前提として、この2つをしっかりと切り分けて、それぞれに対してしっかりと分析する必要があると感じました。
たくさんの本、多くのセミナーで感じたモヤモヤ感は、この2つのコミュニケーションがごっちゃになって説明されていることから起きているのではないかと思ったのです。
そこで私は、まずはこの2つを分けて、それぞれを分析して、機能ブロックに細分化していくことにチャレンジしました。
ブラックボックスの中身を明らかにしていこうと考えたのです。
本書はそうしたチャレンジのをしたうちの「自分自身とのコミュニケーション」編です。
「他者とのコミュニケーション」編は続編として準備中ですので、楽しみにお待ちください。
ブラックボックスの中身を明らかに
ブラックボックスの中身を明らかにした結果、人見知りの元エンジニアだった私は、今、コミュニケーションコーチとして活動、情報発信をしています。
自己紹介や経歴は省略
すぐに本題に入ります。
紙書籍にはない手軽さ
約3万字 約55ページ=新書0.3冊分
技術書を意識した記述
世の中には、私と同じように、理数系、技術系的にものごとを把握することを得意とする人が一定数以上いると思います。
そういった方に理解していただきやすいように整理しました。
特に、前半の「機能ブロック説明書」は、文学的な味わいや情緒的な表現、精神論、根性論を極力入れないように記述しました。
「自分自身とのコミュニケーション」を、6つの機能ブロックに細分化し、それぞれに対して必要最低限の情報だけを記述しました。
そして、後半の「機能説明書」では、少し国語的な要素を加えて、それぞれの説明や注意点などをまとめました。
前から順番に読んで行くのも良いですし、関連項目へのリンクを張っていますのでマニュアル的にあちこち飛び回りながら読んで行くのも良いでしょう。
もちろん、理系・技術系の方でなくても、ご理解いただけるよう、専門用語は使わないようにしました。
仕組みが分かると使いこなしやすくなる
「コミュニケーション」の仕組みが分かると、他の本やセミナーの内容がより深く、早く理解できて、腑に落としやすくなるでしょう。
そういう意味で、まずは本書で「コミュニケーション」を学ぶための基礎・基盤である、仕組みを理解してください。
それでは、「自分自身とのコミュニケーション」の仕組みを理解する旅へ、いってらっしゃい!
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