思考の癖発見・矯正-07

こんばんは。木村です。

昨日は、

悪い「思考のクセ」があると、どんな不都合があるのか?

というお話をしました。

06の今回は、

「私の中に、悪い『思考のクセ』があるとは思えないのですが。」

という疑問にお答えします。

〜〜〜〜〜

悪い「思考のクセ」とは、
今現在、あなたが望んでいることの実現を邪魔する存在です。

今現在のあなたが

「○○したい」
「○○になりたい」
「○○が欲しい」

と思っているのに、自分自身の中に、
それを邪魔する小さな自分がいるなんて。

そんなこと、にわかには信じられませんよね。

その気持ちは良〜く分かります。

しかし、残念なお知らせですが、

もし、それを邪魔する小さな自分=悪い「思考のクセ」
がなかったとしたら、

あなたの望みは簡単に実現しているはずなのです。

「○○したい」と思う前に、そうしているはずなのです。
「○○になりたい」と思う前に、そうなっているはずなのです。
「○○が欲しい」と思う前に、手に入っているはずなのです。

具体的な例を挙げるとすると、

カレーが食べたいと思ったら、食べますよね。

食べられないとしたら、何か障壁があるってことです。
近くにカレー屋さんがないとか、混んでて入れなかったとか。

でも、どうしてもカレーが食べたかったら、
次の食事か次の日には食べますよね。

いつまでも

「カレーが食べたい」

と思い続けることはないですよね。

つまり、

「○○したい」と思うのは、「○○できていない」からです。
「○○になりたい」と思うのは、「○○ではない」からです。
「○○が欲しい」と思うのは、「○○を持っていない」からです。

ということは、

邪魔をしている小さな自分=悪い「思考のクセ」

があるということなのです。

そして、その悪い「思考のクセ」は過去のとある時点においては、
あなたにとって役に立つ、良い「思考のクセ」だったことが
考えられます。

自分を守るため、自我を維持するために、
その思考、意志を握りしめ続けてくれている小さな自分
なのです。

それは、長い間、当たり前のように握りしめ続けてきているので、
今や握っていることすら意識していない、忘れてしまっている
ということなのです。

以上が、悪い「思考のクセ」があるとは、
にわかに信じられない理由なのです。

ーーーーー

今日は、ここまでです。

ここまでで、

・「思考のクセ」があると、どんな不都合があるのか
・本当に「思考のクセ」なんてあるのか

については、理解していただけたと思います。

もし

「まだ分からない」
「これって、どういうこと?」
「もう少し、ここのところを詳しく説明して!」
「もっと他に、こんな例はないの?」

など、ご質問、ご意見、ご要望等ありましたら、
このメールに返信すれば、私宛に届きます。

お気軽にメールをお寄せください。

明日からは、

「思考のクセ」は、なぜ、どのように出来上がるのか?

について説明します。

では、また明日の19:15ころにメールしますね!
お楽しみに。

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