こんばんは。木村です。
昨日は、
「思考のクセ」の矯正方法の1つ目
【方法2−1】子どもの自分に言い聞かせる
について説明しました。
19の今回は、2つ目の方法
【方法2−2】イメージワークをする
について説明をします。
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【方法2−2】イメージワークをする
【方法2−1】も一部、イメージワーク的な部分がありました。
【方法2−2】は、全編イメージワークです。
ずばり、良い「思考のクセ」の素になるマイルールを作り出す
場面を繰り返しイメージするという方法です。
こんな出来事があって、
そのときに、こんな風に感じて、
だから、良い「思考のクセ」の素になるマイルールを作り出す、
というストーリーを作って、
そのストーリーをありありとイメージするのです。
効果的なイメージワークにするためには、
五感に関わる情報をなるべくたくさん想像することです。
その場面で
・見えるモノ、コト、人物、表情、光景、・・・(視覚)
・聞こえる音、声、言葉、・・・(聴覚)
・感じる温度、手触り、湿度、圧力、・・・(触覚)
・感じる味(味覚)
・感じる臭い(嗅覚)
のなるべく多くの情報を思い描いてください。
これも、何度も思い描いくということをしますので、
最初は思い描ける五感の情報が少なくても構いません。
少しずつ、思い描く情報を増やしていってください。
私の「人見知り」を例にして、
イメージの仕方を説明してみましょう。
子どものころ、店舗兼自宅で仕事中の両親に、
構って欲しくて話しかけたのに、
「あとでね」
と取り合ってもらえなかったことが
私の「人見知り」のきっかけでした。
もし、両親に話しかけたときに、
笑顔で応えてくれて、
前のめりで私の話を聞いてくれていたら、
他者に話しかけるのをためらう私にはなっていなかったでしょう。
この際、仕事中にそんなことをしてくれるなんて、
現実的には無理だ、などということは考えないでください。
イメージの世界ですので、どんなことだってできるのです。
どんなことだってイメージして構わないのです。
ということで、次のようなイメージワークをしてみます。
父親が仕事場に立っているところを思い描きます。
仕事場の光景、仕事場にあったもの、父親の後ろ姿、
父親の作業動作、・・・(視覚情報)
作業場の音(聴覚情報)、温度(触覚情報)、
臭い(嗅覚情報)、・・・
を思い描きます。
味(味覚情報)は、この場合はありませんので、
思い描かなくても(描けなくても)構いません。
そして、父親に話しかける自分。
話しかけている言葉(聴覚情報)。
自分の言葉に反応して、振り返る父親。
その振り返る動作、表情(視覚情報)、
返答する言葉、声の調子(聴覚情報)、
会話をしている自分と父親。
父親の表情、言葉
自分の言葉、そして、そのときの嬉しい、楽しい感情。
などを想像の中で再現して感じてみるのです。
目は開いたままでも良いですし、
目を閉じて想像することもできます。
想像の中で、映像を動かし、その映像を見て、
音や声、言葉を聞き、温度や手触り、空気感を感じ、
臭いがあるなら、それを嗅ぎ、味があるなら、それを味わい、
そのときの感情を感じる、
ということをやります。
これを、1日に数回ずつやってみます。
やるたびに、各五感の情報をより充実させることができるなら、
そうしてみます。
より心地よい、ポジティブな感情を味わえるように、
視覚情報、聴覚情報、触覚情報、嗅覚情報、味覚情報を
適宜、調整・編集していきます。
まずは、1週間、続けてみてください。
すると、何かが変わってくることを感じられると思います。
ただ、これには個人差がありますし、
どうしてこれをすることが有効なのか、
どんな原理で効果が発揮されるのか、
ということを説明することは、ここでは控えます。
これも、やってみたら分かります。
というモノです。
ですので、騙されたと思ってやってみてください。
万が一、騙されたとしても失うものは、
少しの手間と時間くらいのものですから。
逆に、これで「思考のクセ」が矯正できて、
今までなかなか達成できなかった目標が達成できたり、
繰り返し問題が起こっていた人間関係がスムーズになったり、
ということが起きるなら、やってみない手はないと思います。
これが、
【方法2−2】イメージワークをする
です。
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今日は、ここまでです。
ここまでで、
「思考のクセ」を矯正する方法
について、理解していただけたと思います。
明日からは、
「思考のクセ」を見つける方法
について説明します。
では、また明日の19:15ころにメールしますね!
お楽しみに。
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