あるときのメンターとお話をしていたときのことです。
富裕層の常識と一般人の常識の違い、という話になりました。
メンター曰く、富裕層の常識の1つとして、
「いい話、お得な話は人からしかやってこない。
宣伝されている(広く知られている)情報は、すでに良い話ではない。」
というのがあるというのです。
Win-Winの関係を大事にする富裕層
例えば、私は、富裕層の人たちは、
「お金があるから良いものを持っている。買うことができる。」
と思っていました。
しかし、メンターによると、
「良いものを、お得な価格で手に入れられるチャンネルを持っている。」
というのです。
(高級品・一流品が、そんな価格で手に入るのなら、一般人の私にも手が届く!
と思うほどのお得な価格です。)
それは、通常のルートで買い物をするというチャンネルではなく、商品やサービスを提供している会社、経営者などとの人脈から、通常よりお得な価格で購入できる方法・ルートを紹介してもらって、買い物をするというチャンネルなのです。
つまり、お得な情報が人から、やってきているのです。
買い物だけでなく、投資やビジネスの話も、人脈からやってきているのです。
質の良い情報を提供すれば、富裕層はお金を出します。
情報を提供する側にしてみれば、喜んでもらえる確かな情報を提供する方が、自分たちの利益になるのです。
情報を受け取る側も、確かな情報であるならば、喜んでお金を出すことができます。
Win-Win の関係なのです。
逆に、質の悪い情報や嘘の情報を提供すると、最初はお金を出す富裕層がいるかもしれませんが、正体がバレてしまえば富裕層のネットワークに情報が流れてしまい、二度とお金を出してもらうことはなくなります。
一時的に儲けられたとしても、長くは続かないのです。
Win-Loseの関係に走ってしまう一般人
一方、一般人には、そのような富裕層の間で出回っているお得な情報が入ってきません。
富裕層の情報は、富裕層の中だけで回っているからです。
そういうことなので、一般人が富裕層に入ろうとするときに、ちょっとムリをしてしまうことがあるというのです。
人を食いものにしたり、利用したりして儲けようという、グレイな(黒い)ほうに、行ってしまうのです。
Win-Lose の関係になってしまうのです。
そんなことがあるので、一般人の間では、
「うまい話には気を付けろ!」
というのが常識になっている、というのです。
情報の本質を見抜く力
そして、広くみんなが知っている(知るであろう)、マスコミで取り上げられている情報ならば安心だ、と思うのだそうです。
しかし、マスコミにはスポンサーがついています。
マスコミのお客様は視聴者、聴取者ではなく、スポンサーです。
(新聞社は広告枠を高く売るために発行部数を増やしているのです。
なので、最初の何ヶ月は無料とか、洗剤や野球の観戦チケットをおまけするとかして契約を取ることができるのです。)
そうだとしたら、視聴者や聴取者、購読者のための情報より、スポンサーのための情報が流されているはずです。
このように、情報があふれているこのご時世に、情報の本質を見抜く力が必要だ、ということおっしゃっていました。
あなたの常識は?
今回は、1つの常識として、情報源のことを取り上げてみました。
あなたの常識は、
「良い話は人からしか来ない」というものですか?
「良い話には気を付けろ!」というものですか?
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